Home > お知らせ Archive

お知らせ Archive

朝日新聞の社説

9日の朝日新聞に、持続可能な漁業に関する環境社説が掲載されるそうです。
要チェックですよ。

「ブロードキャスター」(TBS系)は、お粗末すぎ

9月20日22時から、「ブロードキャスター」(TBS系)という番組の
特集「シリーズ 食料自給」で漁業の問題がとりあげられました。
あまりのお粗末さに、びっくり仰天、あきれまくり。
最終回らしいけど、こんな番組は打ち切って正解だろう。

日本近海の水産資源が枯渇していることを意図的に外して、もっと補助金をばらまけという趣旨。
そんなことをしても漁業は酷くなるだけでしょう。
コメンテータは、「国が何もしない」とか言っていましたが、
漁業の補助金の金額は、日本はダントツで世界最高ですよ?
乱獲を放置して、ばらまくだけだから、駄目なのは明白だろうに。
hojokin.png

五島にIターンで漁師が一人来たというのを美談にしているのも、あきれてしまう。
東シナ海は、日本のトロールと中国漁船が荒らして、砂漠のようになっている。
五島で漁業が成り立たないのは、漁業者がいないからではなく、魚がいないからだろう。
ベテラン漁師が「今は一月かかって、以前の1日分しか水揚げ出来ん」と言っているのを番組でも流している。
img08092604.jpg
そんな状況で、公的資金でIターンを進めても、ただの税金の無駄遣いだろう。
漁業フェアで、若者をだまして連れてきても、
ベテラン漁師ですら捕る魚がいないんだから、定着するはずがない。

ノルウェーの最新鋭の漁船が紹介されていたが、
ノルウェーでは、資源管理をして、大きな魚を安定供給するから、産業として利益が出る。
資源管理で漁業が儲かるようになったから、船が新調できるし、後継者も育つのだ。
ノルウェーの漁船はすべて、漁業者が自前で購入している。
税金で日本の漁業者にノルウェーの漁船を買いあたえたところで、
無規制ななかで乱獲が進み、魚が減るだけだろう。
なんで、そんな当たり前のこともわからないのか?

「ノルウェーでは国を挙げて漁業の再編に取り組んだから、
日本も国を挙げて、漁業に補助金を入れろ」と言うような話だけど、まるでナンセンス。
ノルウェーの漁業者に補助金のことを聞けば、「補助金はない方がよい」と口をそろえる。
ノルウェーで、まともな取材をしたら、補助金を増やせと言う番組ができるはずがない。

下の図はノルウェーの漁業生産における補助金と利益の割合なんだが、
補助金を減らすと利益が出るという構図は明白だろう。
ノルウェーの漁業者は船は自分の稼ぎで買っているのに対して、日本は燃油まで補助金だ。
こういう都合が悪い話は隠して、補助金バラマキ論を展開するのは、
「補助金増額への世論誘致」という結論が最初にありきなのだろう。
img08082601.png

資源管理もしないで、バラマキをするから、日本漁業は衰退をする。
これまで以上にバラマキを進めろなんて、日本漁業を殺す気だろうか?

日本の水産行政と同じく、大局的な視点を欠いた酷い番組でした。

日曜日の新報道2001(フジ系列)で水産関係の特集

俺のインタビューも収録しました。
どこがどんな風につかわれるかは、当日のお楽しみです。
スタジオのゲストは誰なんだろう?

米国のラジオでITQが紹介されてるよ


ITQに関するラジオ番組を井田さんから教えてもらったよ。
ネットワークプロバイダーとして活動するNPOらしい*1が、なかなかおもしろいね。
米国の漁業者も、新しい制度に対して、
戸惑いや不安を感じているようだ。

http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=98791630

*1:国営ラジオではないようです。つっこみありがとうございます。

講演会『我が国水産業の持続可能性を回復させるために』のお知らせ

俺は参加しないんだけど、講演会のお知らせです。

規制改革会議(内閣府に設置された審議会)は、昨年(平成20 年)12 月22 日に「規制改革推進のための第3 次答申」を決定・公表いたしました。その水産業分野についての講演会を、下記のとおり開催いたします。ご興味のある方はご参加くださいますようお願い申し上げます。


◆開催日時・場所 (第1 回・第2 回ともほぼ同内容となります。)
第1 回 平成21 年2月21 日(土) 14:00~(入場開始 13:30)
東京都中央卸売市場 築地市場 講堂(築地市場水産物部本館3階 東京都講堂)
最寄駅:都営地下鉄大江戸線 築地市場駅(地図を参照)
第2 回 平成21 年3月7日(土) 14:00~(入場開始 13:30)
東京大学農学部 1 号館 2階 第8講義室
最寄駅:東京メトロ南北線 東大前駅(地図を参照)
◆プログラム
14:00~15:30 「『規制改革推進のための第3 次答申』の水産業分野について」
講師:八田達夫議長代理(政策研究大学院大学学長)
※八田達夫議長代理は第1 回(2月21 日)のみ
小松正之専門委員(政策研究大学院大学教授)
※第2 回(3月7日)は世界各国のITQ制度の実施状況もご説明
本間正義専門委員(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
15:30~16:00 「ITQ制度からみたノルウェー鯖と国産鯖」
講師:㈱マルハニチロ水産 片野歩氏

なぜ、改革が必要なのか。そして、改革によって、漁業はどう変わるのかが
より明確になるとおもわれます。関心がある方は是非、参加してください。
くわしくは、こちら
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/publication/2009/0216/item090216_01.pdf

Home > お知らせ Archive

Tag Cloud
メタ情報
Twitter

Twitter Updates

    follow me on Twitter
    アクセス
    • オンライン: 2
    • 今日: 587(ユニーク: 212)
    • 昨日: 1254
    • トータル: 506220

    from 18 Mar. 2009

    Return to page top