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日記 Archive

5月28日の読売の夕刊

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東大海洋研の渡邊良朗先生が、マイワシについてコメントをしています。

90年代後半からは資源の増加を漁業が阻害している
過剰な漁獲圧をコントロールしない限りマイワシは増えない

という旨のことが書いてあった。
こういうメッセージをちゃんと発してくれる研究者は貴重ですね。
そういえば、レジームシフト研究の第一人者の川崎先生も、
浮魚管理の必要性を繰り返し語っておられます。

5月28日の読売の夕刊をみれるひとは、是非、読んでください。

てんぱってます

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今日も、月末締めの仕事に追われております。
相変わらずギリギリ・ボーイズです。

IMPACTシンポジウムで順応的管理の話をしたら、
是非、順応的管理の紹介をして欲しいという依頼をうけたのですよ。
かなり昔に・・・・
案の定、締め切り前に修羅場です。

順応的管理については、いろんなところで書いてきたのですが、
時間が経てば考えも深まる部分もあるわけで、
やっぱり書き直したくなってしまうのです。

今回の原稿は完成したらネットでみられるので、公開されたらお知らせしますね。

ノルウェーのセミナーの感想

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いろんな意味で、圧倒された。
日本漁業とのコントラストはすさまじいね。
まさに、勝ち組と負け組って感じ。
生産、流通、消費、行政、と全てに於いて、違いを思い知らされた。
俺は、話を聞いているうちに、だんだん、ブルーになってしまった。

最初に水研センターの人が日本の資源管理の説明をした。
資源管理型漁業とTAC制度の枠組みの話をして、成功事例がハタハタとズワイガニ。
どっちの事例も国とは関係ないじゃん。
国が乱獲抑制のための努力をしないから、
民が努力をして資源管理をしなくてはいけないという日本の寒い事情に涙が出た。

ノルウェーは、いかに自分たちの漁業が持続的であるかを繰り返し強調していた。
世界的に見れば、「持続的」であることは経済的に強みになる。
生態系に対する意識が高い人々は、持続的に獲られた魚を高くても食べる。
さらに、流通にしてみても、持続的に供給できる漁業と取引をしたがるだろう。
また、水産物を高く売るための努力も余念がない。
まず、品質管理が徹底している。
品質の問題が発見されても、必ずすべてをオープンにするという。
こういう制度なら、消費者は安心だ。
また、このセミナーも大使館が日本の水産会社を招いて、
ノルウェーの水産物のプロモーションをする会だったようだ。
国を挙げて、水産物の輸出をバックアップ体制が整っている。

一方、日本の漁業関係者は、非持続的な漁業には完全スルーで、
消費者が魚を買わないのが悪いと言わんばかりだ。
つーか、ノルウェーの輸出が伸びて居るんだから、
やりようによっては、魚の消費は伸びることは明らかだろう。

日本の消費者は、持続性に対して鈍感だ。
持続的な漁業で獲られた魚は、日本では高く売れるだろうか?
そもそも、消費者はそんなことを考えて買い物をしないだろう。
値段と品質。それだけだ。
資源の枯渇に関する報道でも、消費者は値段が上がることしか心配していない。

日本漁業は自分たちの問題点をしっかりと認識した上で、
ノルウェーのような資源管理先進国から学ばないといけない。
そのためには、まず、俺が学ばないといけない。
そんなことを痛感するセミナーであった。

ノルウェー シーフードセミナー

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ノルウェー・シーフードセミナーという会に勉強にきています。
予想を遙かに上回る立派な会場で、びっくり。
スーツを着てきて良かった!

同じセミナーでも、午前中の資源解析セミナーとはえらい違いだな。

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「ノルウェーにおける資源管理の政策と発展」には興味津々。
ノルウェーの漁業のことをたっぷりと勉強させてもらいますよ!!

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保育園のお迎えの都合で、
18時からのレセプションに出席できないのが残念だ。

むしろ、そっちが(ry

世界の漁業統計資料

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http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/10621

面白い資料を見つけた。
昭和6年の世界の漁獲統計。

日本の魚類漁獲数量が世界の諸国に冠絶してることは、本表に於いても明である。
nipponbanzai.png

漁獲量が多ければそれで良いという発想は、水産基本計画と同じ。
この時代から、なにも進歩していない。

昭和6年と言えば、もろに蟹工船の時代なのだが
このまま資源が減少していけば、
漁業の労働条件は蟹工船の時代に逆戻りするんじゃないか?

「親の敵と魚は逃がすな。見たらすぐに獲れ」という漁業観を変えない限り、
水産業が上向くことはないだろう。

カウンターが壊れた!

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といっても、爆アクセスがあったわけではない。

サーバーの不具合でなぜかserver-parsedが処理されなくなってしまったようだ。

GW明けにいろんなモジュールのアップデートをしたときに、
Apacheが更新されて、セキュリティーが厳しくなったのだろう。
ここのところ忙しくて、内部は何もいじっていないので、原因はそれしか考えられない。

最新のドキュメントを当たって、SSIを有効にする方法を探すのは面倒なので、
グラフィカルなカウンターをつけることで、乗り切ることにする。

今度は毎日だ

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高木委員で話をした内容を毎日新聞に取り上げていただきました。
話の要点が正確にまとめられています。
さすがにプロの文章は読みやすい。
俺もこんな風に簡潔で読みやすい文章を書きたいものだ。

http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/ushioda/news/20070506ddm008070096000c.html

へろへろです

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今日が締め切りの仕事がやっと終わった。
と思ったら次の仕事の締め切りは明後日だ。
ベルトコンベアーの上を走っているような気分がする。
「この場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない」という赤の女王の言葉が胸にしみる。
仕事の効率を上げて、現状維持ではなく、もっと前に進まないと。

まあ、仕事が回って来るというのは、
それだけ仕事が評価されているということだからね。
なんとか、ブログを書く時間を捻出しないと。
マサバのTAC超過とか、基本計画とか、
書かなきゃいけないネタはいろいろあるのです。
頑張らねば。

また、新聞取材を受けました。なんと、今度は連載ですよ。
高木委員で俺の話に興味を持ってくれた委員の人が、
俺のことを新聞社に紹介してくれたらしい。
新聞社の方でも水産業の未来に危機感を持っていて、
そのために様々な意見を採り上げたいとのこと。
取材と言うよりは、雑談でいろいろと盛り上がった。
今回は、良い記事になる予感がする!

寺崎先生退官記念サッカー大会

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週末は、寺崎先生退官記念サッカー大会に参加しました。
寺崎先生の人徳で、日本中から大勢が集まりました。懐かしい顔ぶれも多数参加。

soc02.png

リラックスしたORI現役チームの面々。
soc01.png
俺のポジションはトップ下。
右は佐藤さん、左は銭本、後ろは北川という恵まれた布陣。
左右の空いている方にシンプルにボールを裁き、
両方ふさがっていたら、後ろの北川に戻す。
ディフェンスが左右に散らばったら、自分で縦に切り込む。
とまあ、そんな感じ。選択肢が多いと、楽で良いと思った。
結果は2勝1分けで、見事優勝。

二日目も良いチームだった。
前線にはしっかりボールが収まるし、中盤は運動量が豊富で、バックスは堅実。
バランスもコンビネーションも抜群に良かったと思う。
チームとして攻撃が機能していたので、俺は攻撃3守備7ぐらいで、
中盤の危険なスペースを予めつぶすことに専念した。
急造チーム同士の戦いでは、ディフェンスに穴を開けなければ、そうそう失点しない。
キーパーのナイスセーブもあり、失点ゼロの3連勝で見事優勝して、ふりかけをゲット。
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不如帰

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新規開拓と言うことで、蛤の出汁が特徴のラーメンを食べてきたよ。

幡ヶ谷の商店街の付近にあるのだが、
とても目立たない店で、最近まで存在を知らなかった。
夕方6時に開店で、待ちが二人。後から人がきて、席が埋まるが外に行列は無し。
場所や時間を考えると、かなりの人気と言えるだろう。

味玉、ノリ増量を頼む。

スープが独特。蛤の出汁が良く出ている。
隠し味とかいうレベルじゃなくて、蛤が前面に出ている。
ここまでしっかりと味と香りを出すためには、かなりの蛤が必要だろう。
値段はちょっと高目でも納得できる。というか、採算が心配だ。
無化調系のあっさりスープは、蛤の出汁がきいてかなり旨い。

総合的なレベルは高いのだが、蛤スープ以外に特徴が無い。
全体的に食材のグレードを下げた地雷源(蛤風味)という印象。
意外性や感動は無かったが、堅実な作りで、かなりのハイレベルにまとまっている。
ローテーションには入らないが、今後も気が向いたら食べに行くだろう。

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from 18 Mar. 2009

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