- 2007-05-15 (火) 17:28
- 日記
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/10621
面白い資料を見つけた。
昭和6年の世界の漁獲統計。
日本の魚類漁獲数量が世界の諸国に冠絶してることは、本表に於いても明である。
漁獲量が多ければそれで良いという発想は、水産基本計画と同じ。
この時代から、なにも進歩していない。
昭和6年と言えば、もろに蟹工船の時代なのだが
このまま資源が減少していけば、
漁業の労働条件は蟹工船の時代に逆戻りするんじゃないか?
「親の敵と魚は逃がすな。見たらすぐに獲れ」という漁業観を変えない限り、
水産業が上向くことはないだろう。
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