三陸漁業復興

マスメディア

水産業の苦境を打開するのに必要なのは、補助金では無く、資源管理

産経ビジネスに漁業の復興関連の記事があった。この記事から、日本の水産業が元気が無い理由が透けて見えるような気がしたので、整理してみようと思う。まずは記事に目を通して欲しい。三陸の水産業者、苦境打開へ 世界に活路もアピール不足三陸地方の水産業...
三陸漁業復興

福島県の漁業の復興 その2 由比港漁協のプール制度

前のエントリで、福島の漁業復興の課題を説明した。その課題をクリアするためのヒントが、由比港漁協にある。サクラエビ漁業の歴史まずは、由比港漁協の主力漁業である桜エビ漁の歴史から解説しよう。サクラエビは、昼間は水深200-300mに分布している...
三陸漁業復興

福島県の漁業の復興 その1

福島では、震災以降、漁業がほぼ停止している。月に2回ぐらい試験操業が再開されたものの、放射能検査の関係で、地元にわずかな量が出荷されているだけ。東電からの補償で、福島の漁業者は当面の生活はできるものの、何時になったら、漁業が再開できるのか、...
三陸漁業復興

宮城県復興特区における漁民の自治の侵害について

宮城県が復興庁に申請していた「水産業復興特区(水産特区)」について、所管の水産庁は、1)地元漁民のみでは養殖業の再開が困難である2)地元漁民の生業の維持3)他の漁業との協調に支障を及ぼさないという要件を満たすと判断し、昨年4月にゴーサインを...
三陸漁業復興

宮城県の水産特区の懸案事項

特区第一号がようやく公開された。宮城・水産特区、まず1件 「石巻・桃浦港」年内申請へ今年8月30日、地元漁業者15人が共同出資して民間資本の受け皿となる新会社「桃浦かき生産者合同会社」を設立。仙台市の水産物専門商社「仙台水産」が経営参画する...
三陸漁業復興

宮城県の水産特区について

宮城テレビの特別番組の収録で、県の村井知事と対談を行った。内容は放射能から、特区構想まで多岐にわたる。最初は県漁協の組合長もくる予定だったらしいのだけど、キャンセルされたので、ゲストは俺と知事の二人。撮影前日に、塩釜、東松島、雄勝を回って、...
三陸漁業復興

漁業の生産性が上がらない構造的な理由

前回の記事で、「漁師が魚を捕って生計を立てられる」ことの重要性を指摘した。では、漁業の生産性を上げるにはどうすれば良いかを考えてみよう。漁業の収益は次のように単純化できる。漁業収益 = 売り上げ-経費= 魚価 × 漁獲量 - 経費漁業収益を...
三陸漁業復興

猿払村は、いかにして地域漁業を復興させたのか?

一つ前のエントリで、今までの復興政策では、漁業は衰退する一方だということを示した。では、水産業に金を入れるのがそもそも無駄なのか。というと、そうではない。従来の予算の使い方が未来につながっていないと言うだけの話だ。では、何を目指すべきだろう...
三陸漁業復興

奥尻の失敗を、三陸でも繰り返すのか?

1993年の北海道南西沖地震とそれに続く津波によって、奥尻島は甚大な被害を受けた。東日本大震災をきっかけに、奥尻島の復興について触れられる機会が増えてきた。奥尻の復興については、意見が分かれている。農林中金(農協系金融機関)や朝日新聞は、復...