- 2007-10-14 (日) 3:05
- 日記
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/kansa/071012.html
国産だから、安全ってワケじゃない。
むしろ、日本の食品基準は外に厳しくうちに甘い。
また、取り締まる側と、取り締まられる側がつーかーだったりする。
十数年前から地元保健所が把握していたってのも凄いな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E7%A6%8F
こういうものが見逃されてきた背景には、地元への温情体質があるのだろう。
特定の企業の不正を黙認することで、その企業は短期的な利益を増やせるかもしれないが、
不正はいつかばれる可能性がある。
その場合、日本の食品業界全体がイメージダウンする。
「食の安全」は、割高な日本の農業・漁業が生き残っていくための鍵である。
日本の消費者には国産品に対する宗教的な信頼感があるが、実態が伴っていない。
日本の魚を有り難がっているのは、日本の消費者だけ。
高く買う先進国には買い手が付かず、
途上国に二束三文でたたき売られているのが現状である。
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Comments:2
- ある水産関係者 07-10-14 (日) 9:49
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事件そのものも驚きですけど、社長のコメントが凄かった。
・・・社長はこれまで同社商品に表示していた「謹製」日付は、製造年月日ではなく、製造後に一度冷凍保存された商品が解凍された日付だったと認めた。この一方で、衛生面や品質面では安全性が確認されていると強調。「冷解凍も製造工程の一部という認識だった。(消費者を欺こうという考えは)一切なかった」と述べた。(12日、時事通信)
以前から駅のキヨスクに山積みされた「赤福」を見て、「こんなに作って大丈夫だろうか?」と思いましたが、やっぱりでした。「日本の食の安全に対する意識もこの程度か」ということを改めて見せつけられた思いがします。同時に、このような言い訳が堂々となされる背景には日本社会が性善説で成り立っている故に、議論をすり替えたら理解してもらえると考えたのだろうか?
同じような言い訳が先日のボクシングの亀田・内藤戦にあった。
「大毅の反則行為は、故意ではありません。大毅の若さ、精神的な未熟さが出た結果だと思います。セコンドについたトレーナーとして大毅の反則行為を止められなかった事は反省しております。ただこれも闘志の現れであって、結果として反則行為となってしまったことをご理解していただきたい。大毅本人も深く反省し、一から出直す覚悟ですので、今後ともよろしくお願いいたします」
このような論理がまかり通るのも日本ならではですかね?
- 勝川 07-10-16 (火) 18:15
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たしかに、亀田一家と同じ臭いがしますね。
「ヒジでエエから目に入れろ」という反則の指示に対して、
「あれは亀田家のボクシング用語で誤解されてるようなもんやない。
あれはヒジを上げてしっかりガードして、目の位置を狙えいう意味。」
と釈明したのには爆笑してしまいました。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/etc/20071012-00000023-spnavi-fight.html>このような論理がまかり通るのも日本ならではですかね?
こういう言動が叩かれるのが、日本の良いところだと思います。
亀田親子は「適当に言い訳しておけば大丈夫。人の噂も85日」と思っていたのでしょうが、
視聴者もそれほどバカではありませんので、叩かれまくりです。
亀田の場合、メディアがヒーローを造って金儲けしようという作戦は
結局は失敗に終わったわけです。
赤福の場合は、今後どうなるのか、興味津々ですね。