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みなと新聞 連載 08年1月 「文句があるなら、対案を示せ」

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みなと新聞の1月25日に掲載された記事です。大反響だったみたい。この記事に対する読者の感想は真っ二つに分かれるだろうね。「良く書いた」「勇気づけられた」という意見を多数いただいた一方で、頭から湯気を出して怒っている人も多いだろう。後者の人たちが、あの手この手でいろいろやっているようだが、ここに書いてあるとおりで笑ってしまった。

対案が複数あれば、長所短所を比較できるし、いいとこ取りもできる。対案が出てきて欲しいのは山々だが、残念ながら対案は出てこないだろう。漁業を変えようとすれば、変化に反対をする人間は必ずでてくる。何らかの方向性を示すには、しっかりと理論武装をした上で、反対意見を抑える必要がある。水産庁や全漁連にそういうリーダーシップは期待できない。だから、誰からも反対がでない次の2つを繰り返すことになる。1)既得権を守りましょう、2)補助金を増やしましょう。全漁連のお抱えの漁業経済学者たちが対案を準備しているらしいが、半年以上たったがなしのつぶてだ。どうせ待つだけ時間の無駄だろうから、漁業を良くしようという志を持った人間で道を開いていくまでだ。

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