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マサバ Archive

日本が漁獲上限を設定したから、サバが回復したのか?


NHKのニュースのニュースでサバ漁業について取り上げられていました。

http://www3.nhk.or.jp/news/business_tokushu/2016_0831.html?utm_int=detail_contents_tokushu-business_008

サバやサンマについては、「日本はちゃんと規制をしているのに、中国が悪い」という一方的な報道が多いのですが、NHKは日本の過去の失敗についても触れています。

太平洋のサバをめぐっては、中国漁船の行動だけを批判するのはフェアではありません。実は日本も過去に手痛い失敗をしています。 1970年代まで、太平洋の「マサバ」の資源量は、推計で300万トンから500万トンに上っていました。しかし、日本の漁業者が取りすぎたことが原因となって資源量が減少し、2001年には一時、15万トンまで落ち込みました。枯渇寸前の危機的状況だったと言っていいかと思います。
日本は反省し、サバの漁獲量に上限を設けるなどの独自の資源保護に取り組みました。こうした行動が成果を生み、2014年には資源量は150万トン程度まで回復したと見られています。

前半部分はその通りなのですが、日本が規制してサバを回復させたという指摘には違和感があります。資源回復に貢献したとされるサバの漁獲量の上限(漁獲枠)と実際の漁獲量の関係はこちら

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単位は千トンです。ほとんどの年で4割近い漁獲枠が消化されずに余っています。つまり、頑張って獲っても、獲り切れないような過剰な漁獲枠が恒常的に設定されているのです。道路の法定速度が、車の最高速度を超えているような状態であり、漁獲にブレーキをかける効果は期待できません。「形式的に漁獲枠を設定して、場当たり的に獲っていたら、運良くサバが増えてきた」というのが実態だと思います。サバが増えた(といっても低水準から少し回復しただけですが)理由は、ここ10年ぐらいの卵の生き残りが良かったことと、東日本大震災によって、一時的に漁獲圧が弱まったからでしょう。

ちなみに、海外だと、漁獲枠(Allocation Pounds)と漁獲量(Total Catch Pounds)はほぼ等しくなります(例えば米国のアラスカのカニの漁獲枠の消化はこんな感じ)

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余りまくっているサバの漁獲枠を、またまた増枠


青が漁獲枠、赤が漁獲実績です。サバの漁獲枠は7月1日から、翌年の6月30日までを、1年として設定されます。2009年7月に設定された当初の漁獲枠は466千トンでした。これが、8月に535千トンに増枠されます。10月には2007年生まれ(500gぐらい)を獲り尽くした。2008年生まれはもともと少ない。しょうがないから、生まれたばかりの0歳漁(120gぐらいだよ)に手をつけた。0歳魚は値段が安くて、養殖のえさか、アフリカ輸出ぐらいしか需要が無い。値段の安さを量でカバーするために、獲って獲って獲りまくったわけだ。そして11月20日に2回目の増枠で548千トンに。
詳しい経緯はこの辺をみてね。http://katukawa.com/category/study/species/mackerel/page/10

3月から、ついに0歳魚も捕れなくなってしまったのです。あーあ、またやっちまったよと思ったら、5月に入って、580万トンまで増枠。

このタイミングで、まだ増やすのかよ。 😯


業界は、何でこんな状況で増枠を要求するかというとだな。


今は、0歳の小サバ(ジャミ)しか捕れない

0歳の小サバは単価が安い

だからたくさん獲らないといけない

だから、枠を増やしておいてね

ということでしょう。万が一、獲れて獲れてしょうがないような事態になっても大丈夫なように、予め枠を増やしているのでしょう。一般の人には信じられないと思うけど、日本の漁業政策は、本当にこのレベルなんだってば。

ちなみに、昨シーズンはこんな感じ。最初にどかっと増やす作戦でした

水産庁は「漁獲枠をABC(生物学的管理基準)まで下げましたっ!」と、自慢しているけど、お手盛り審議会を使って事後的に漁獲枠をいくらでも増やせるのだから、ぶっちゃけ意味がないです。現在も、日本のTAC制度は、漁業者の乱獲を邪魔しないように、細心の注意を持って、運用されております。水産庁の設定する漁獲枠は、資源を守るどころか、漁業者の乱獲の権利を保障しているようなもの。こういう漁業に「資源回復計画」とかいって、税金をばらまいて、乱獲資金を与えているのだから、つける薬がない。

もうやめて! とっくにマサバのライフはゼロよ!




銚子の乱獲船団は、今年も絶好調です!


銚子・波崎地区の1月の水揚げ

トン 単価(円/kg)
12 2996 48
13 2111 34
16 4396 26
19 1644.4 31

うわっ、安っ。サバ漁業の未来を、絶賛投げ売り中ですね!

あーあー、相場を壊しちゃったね。サブプライム以降も、60円から80円をうろうろしていたのだけど、こりゃ厳しいですね。現在、漁獲をしているのは、150g以下の09年生まれのサバです。小さすぎて、マサバかゴマサバかの区別もつきづらいようです。まあ、こんなサイズではマサバだろうと、ゴマサバだろうと、どちらも等しく価値がないのですね。

回復計画の補助金をもらう代わりに、「沖あがり2,000トン超えた場合は翌日休業」という決まりになっていたはずだが、なぜ12日、13日と連続で2000トン超えるんだろう。回復計画の補助金はもらうけど、休漁はやらないということですか?


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」
―――――――――――――‐┬┘
                        |
       ____.____    |
     |        |   北巻 |   |   日本漁業の未来を
     |        | ∧_∧ |   |   窓から
     |        |( ´∀`)つ ミ |   投げ捨てろ
     |        |/ ⊃  ノ |   |
        ̄ ̄ ̄ ̄’ ̄ ̄ ̄ ̄    |    ミ○○○

マサバ0歳魚の乱獲を要求する人々


07年生まれを0歳からガンガン獲っていたときに、どんな話をしていたのか、振り返ってみよう。これは、07年の全国評価会議(公開)で巻網関係者が「0歳が多いからABCを増やせ」とごねているところ。水研センターと水産庁(漁場資源課)は、0歳魚の漁獲はできるだけ控えて欲しいというトーンです。

zenkoku07

0:00 高橋 正三さん(北部太平洋まき網漁業協同組合連合会専務理事)
04年級群の資源量を過小推定していたし、お前らの資源評価は当てにならないから、漁獲枠を増やせ。

0:10 水研 評価担当者
07年級は現時点ではどれぐらいいるかわからないから、漁獲枠を増やすのは危ない

4:38 高橋 正三さん(北部太平洋まき網漁業協同組合連合会専務理事)
資源評価に不確実性があるのは怪しからん
(俺コメント:資源量がわからないうちに、0歳を漁獲する方がおかしいだろjk)

5:24 茨城水試
0歳の資源量は来年の3月にならないと解らない→その時点で判断すればよいのでは?

6:47 水研 評価担当者

7:53 司会(漁場資源課)
低位で、回復させなきゃいけない状況で安全を見るのはやむを得ない

9:26 巻き網業界(高橋さん?)
研究者が、安全性を考慮して、漁獲枠を設定するのは怪しからん。

10:51 水研評価担当者

11:44 巻き網業界

12:15 司会(漁場資源課)

12:40 岡本勝さん (社団法人 いわし食用化協会専務理事 水産庁天下り)
水産庁は経済官庁だから、環境など無視して、業界の都合を優先すべき。
担当班長ごときが反抗するな

14:01 司会(漁場資源課)

15:20 岡本勝さん (社団法人 いわし食用化協会専務理事 水産庁天下り)
第三者的に見て異様な感じる

16:10 俺
親がいないのに0歳を獲るのはアホ

北巻関係者って、なんでこんなに偉そうなんだろうな。いつみてもふんぞり返っていて、つっかえ棒でもなければ、後ろに倒れそうだ。サバもイワシも、こんなに減らした張本人が、明らかに非経済な0歳魚を漁獲しておきながら、なぜ居丈高なのか、俺には、まるでわかりません。

あと、笑えるのが、天下りの岡本さん。北巻に天下った岩崎さんと同じで、ずぶずぶの人間に限って、第三者を自称するのは、なんでだろうね。水産業を破壊した張本人が、自分を第三者とかいうのは無責任にもほどがある。「水産庁は環境じゃなくて経済官庁だ」と力説しているけど、そもそも乱獲を放置するから、漁業という産業が廃れているのである。

漁場資源課の皆さんも、立派な先輩をもつと苦労が絶えませんね。心から、同情します。

しっかし、レベルが低い議論だよね。0歳のサバを漁獲すること自体が非常識なんだから、全部禁止でいいじゃん。やり方は簡単だ。サバの水揚げで、200g以下が8割を超えたら、売り上げは没収して資源回復計画の原資に当てる。それから、水揚げ100トン以上で、200g以下が8割を超えた港は、1週間サバ類の水揚げ禁止。これぐらいは、まともな漁業国はどこだってやっている。0歳魚の漁獲をアシストする日本の水産行政の方が、第三者的に見て異様です。

当時の記事はこちらです。「全国評価会議の音声を公開します」

今年の全国評価会議は、いまいち、盛り上がらなかったな。公開性の高いABCに圧力をかけると、騒がれるから、密室の水産政策審議会で期中改訂をする作戦にしたのかな。まあ、どっちみち叩くけど。

まるで成長していない


マサバ太平洋系群の当たり年の運命

92年級群

0歳1歳で獲り尽くされる。再生産にはほとんど寄与せず

96年級群

0歳1歳で獲り尽くされる。再生産にはほとんど寄与せず

04年級群

0歳の時は銚子沖の巻き網漁場に行かなかった。本格的な漁獲は1歳から始まった結果として3歳までそこそこ獲れた。3歳で07年級を生み出してほぼ消滅。

07年級群

0歳、1歳で漁獲され、2歳でほぼ消滅?

09年級群

0歳から集中漁獲され、史上最低価格で、途上国に絶賛投げ売り中

現在も07年級群が見えなくなったところで、0歳魚に漁獲の中心が移行した。ちょっと待てば確実に増えるのに、なんでこんな綱渡りをするのか理解にくるしむ。実は、07年にも、おなじことをやっている。「ウホッ!0歳魚が多そう」とかいって、誘われるままにホイホイと漁獲枠を544千トンから、746千トンに増枠しちゃったのだ。結果として、資源回復の芽を摘んだようだが、なんで同じ事を繰り返すかなぁ。

まるで成長していない(ずれるのでAA略)

マサバの魚価を破壊する水産行政


水産庁は余計なことをして、サバ資源の回復を妨害するばかりでなく、漁業そのものも破壊しつつある。

07年級を獲り尽くしたために、今年のサバの水揚げは前年度の6割で推移してきた。1歳以上がほとんど獲れない中で、今年産まれたばかりの0歳魚が10月から獲れだしたら、すぐさま11月に漁獲枠を増やしやがったのである。こういうときの対応だけは、本当に素早い。11月に余計な増枠をしたせいで、12月の魚価は近年無かったレベルまで低下した。サバの単価(産地市場)と漁獲量の推移はこんな感じ。

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11月末というのは、漁獲枠を増やすのに、最悪のタイミングだ。鮮魚は年末需要で12月に相場が上がる場合が多い。ただ、これはあくまで国内向けの鮮魚の話。今獲れているような0歳のサバは、途上国向けの輸出か、養殖の餌なので、年末需要は無関係である。

サブプライム以降、円高によって、現在、輸出はストップしている。もともと、アフリカ・アジアの購買力が最低の国に、値段の安さだけで売り込んでいたので、円が少し高くなると輸出できないのである。選択肢としては養殖向けの餌しかないのだが、養殖魚は年末にあらかた出荷するので、12月以降は餌の需要が激減する。今、0歳のサバを捕ったところで、どこにも売れないのである。こんな時期に、期中改訂で漁獲枠を増やせば、魚がだぶついて、魚価が急激に落ちるのは自明である。実際、11月末にTACが増枠されるやいなや、魚価が下落し、史上最低記録を更新しそうな勢いである。

こういう漁業をしていたら、安く買いたたいてきて、捨て値で売って利ざやを稼ぐようなビジネスしか成り立たない。わざわざ、そういう方向に政策誘致をして、限られた海の生産力を浪費しているのだから、日本の漁業が廃れるのは自明である。

日本がやるべきことは簡単だ。漁獲に占める200g以下の割合が8割を超えたら1週間禁漁とかして、未成魚をまもる。でもって、2歳になって、卵を産ませてから取り始めればよい。脂がのった日本のマサバは抜群に旨いので、それだけで、ノルウェーのサバから日本市場を奪回できると思うよ。加工屋も大喜びだ。なんで、こんな簡単なことが出来ないのだろうか。

マサバ資源を破壊する水産行政


12月のサバの乱獲について、情報を整理しよう。サバは、乱獲によって、激減している。90年代以降、94、96、04、07年と、親が少ないわりに卵が多く生き残る当たり年があった。にもかかわらず、乱獲で資源回復の芽をつんで、今日に至っている。

(↓サバの資源量)

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当たり年を食いつぶすだけの日本のサバ漁業は、2000年から2003年までは大底を迎えた。その後、幸運にも2004年、2007年と当たり年が発生したので、「サバ資源は回復した!!」といって、獲って、獲って、獲りまくっているわけだ。今年になって、2007年生まれをほぼ獲り尽くしたと思いきや、なんと2009年生まれの0歳魚が順調に獲れている。サバの当たり年が連続するしているのは、おそらく、カツオやブリも、小型のうちに巻き網が獲り尽くしているおかげで、捕食者がいないからだろう。首の皮一枚でつながった状況である。ほっとしたのもつかの間、水産庁が例によって、例のごとく、「サバが増えたから漁獲枠をふやそう」と言い出して、11月20日の資源管理分科会で、サバ類の漁獲枠の増加が承認された。

平成21年漁獲可能量(TAC)の改定及び22年TACの設定等諮問第167 号について

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9月以降は、全国的に0歳のジャミサバ主体の漁獲である。資源は全然回復していない。「未成魚主体の水揚げになったから、サバは禁漁にする」というなら話はわかるが、なぜ、漁獲枠を増やすのか理解できない。これを諮問した資源管理分科会の議事録は、未だに公開されていない。どうせ、ほとぼりが冷めた頃に、こっそり出す気だろう。まあ、どういう経緯かは、容易に予想がつく。水産庁が「サバが増えたからTACを期中改訂で増やすよ~」といったら、委員が「賛成、賛成、大賛成、業界も大喜びでござる」とかいって、さくっと決まったのだろう。いつものパターンだ。天下りと御用学者で固めた諮問委員会にまともな議論を期待することはできない。

俺が腹が立つのは、資源回復計画とかいって、未成魚保護を口実に北部巻き網組合に税金をばらまいていることだ。そマサバ太平洋系群回復計画には、次のように書かれている。

4.資源回復のために講じる措置と実施期間
(1)漁獲努力量の削減措置
本計画期間の5年間においては、当初、卓越年級群を中心とした未成魚の保護のため、これらを漁獲対象の一部としている太平洋北部水域(許可区分水域で千葉県野島埼以東)の大中型まき漁業を主対象として資源回復に取組むこととし、さらに
、これら未成魚が成長した段階で産卵親魚としての保護が必要となってくることから、本計画の実施状況や資源の回復状況等を踏まえつつ、対象水域の太平洋中・南部水域への拡大や、大中型まき網漁業以外の漁業についても、関係漁業者との協議を経て、逐次資源回復のための措置を講じていくこととする。なお、大中型まき網漁業による漁獲努力量の削減は、休漁と減船の組合せにより実施する。

卓越年級群を中心とした未成魚の保護のためといって税金をばらまいておきながら、漁期中に漁獲枠を増やしてまで、未成魚の乱獲をアシストしている。言っていることとやっていることがまるで違う。国民に対する背信行為である。

サバ類6000トン 1kgあたり17円


12月23日の漁獲統計を見て、自分の目をうたがったよ。これは、あまりにも酷い。

銚子 5053トン 単価17円
波崎 1048トン 単価17円

養殖のエサにしかならない最低の小サバでも、普通の取り方をすれば50円ぐらいにはなる。17円なんて、初めて見たよ。情報筋によると、6000トンのほぼ全てが150g前後のジャミマサバであったらしい。

2年待って、500gの食用サイズにしてから漁獲をするとどうなるか、試算してみよう。

  • この日の売り上げは、6101*1000*17=1.0億円
  • 水揚げされたマサバの個体数は、6101*1000000/150=4067万尾
  • 獲らなければ、2年後に生き残ったのは、4070*exp(-0.4)=1828万尾
  • これを漁獲した場合、重量は1828*500/100=9138トン
  • 500gの鮮魚の単価を250円とすると、売り上げは9138*1000*250=22.8億円

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サバ資源は、食卓を支える大黒柱であり、ちゃんと獲ればドル箱になるのに。資源回復計画と称して、こういう乱獲を税金で支えている。その上、税金で船の大型化までしてあげようと言うんだから、つける薬がない。

官民一体となっての日本漁業の破壊作業は、順調に進んでおります

「サバカレー」の信田罐詰、民事再生法申請、負債約37億円


「サバカレー」の信田罐詰、民事再生法申請、負債約37億円 | 企業・経営:ニュース・解説 | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉.

「サバカレー缶詰」などのヒット商品で知られる缶詰製造の信田罐詰が、8月28日に千葉地裁に民事再生法の適用を申請したことが分かった。負債額は約37億3400万円。

主力得意先の統合により取引が縮小したほか、原料価格の高騰から仕入れ量を制限したため生産量が低下。また、新工場建設にともなう 資金負担が拡大し、収益を圧迫していた。2008年8月期の年間売上高は約34億8000万円に減少し、約1億8000万円の純損失を計上した。

ヒット商品は持っていた会社なんだけど、ダメだったか。加工もかなり苦しいみたいだね。銚子はくずのような魚ばかり水揚げをして、単価を下げているけど、まともな加工に使えるようなイワシやサバの仕入単価はむしろ上がっている。

さらに、場当たり的な漁獲枠の増大が、経営のリスクなっている。水産庁OBの北部巻網組合理事の圧力なのかどうなのかはよくわからないが、ここ数年は、サバの漁獲枠が毎年のように漁期中に増枠されている。漁期中の増枠の後は単価がぐっと下がる。一気に相場が下がることになれば、期中改訂前の高い魚をつかんだ加工屋は大赤字である。加工屋的には、いつ値下がりするか解らない魚を高くは買いたくない。しかし、工場は動かさないといけない。更に、作れば作ったで、スーパーからは買いたたかれる。といった具合に、とても厳しい状況である。

国内の鮮魚需要は限られているし、日本の魚を輸出しても、途上国が捨て値で買うのが落ちである。となると、鮮魚からあぶれた魚に価値をつけるのは加工しかない。加工業をしっかりと支えることが、日本漁業の安定につながるのである。

おもしろい資料を見つけたよ


http://www.fish-jfrca.jp/01/pdf/pamphlet/038.pdf

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昭和55年(1980)は今の倍以上、サバをとっていたけど、大部分が食用だったんだね。サバは、煮て良し、焼いて良し、しめて良しの万能大衆魚だから、大きくしてから獲ればいくらでも食べられるのに・・・

昔、出来ていたことが、何で出来ないんだろうね。

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from 18 Mar. 2009

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