- 2007-06-11 (月) 19:16
- 日記
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007060902022939.html
日本人の好む食材への包囲網が狭まっている。
さらに値上がりするのは必至だ。
日本人は、自分の国のウナギは河口で根こそぎとりつくして、
その上、ヨーロッパのウナギも20年前の2%の水準まで減らしてしまった。
世界中のウナギを食べ尽くしておきながら、安く買えるかどうかしか頭にない。
欧州が2%まで減った資源を保護するのは当然だろう(というか、明らかに遅すぎ)。
それを「日本人の好む食材への包囲網」とか被害者面して、恥ずかしい限りだ。
ウナギの値段よりも、この記事の資源への配慮の無さが心配だよ。
何でも食べ尽くす日本人という評価は身から出たさびだな。
海の幸、山の幸に感謝をする持続的な食生活こそ文化だろうに・・・
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Comments:3
- 県職員 07-06-12 (火) 12:10
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全くの同感です。
なんで規制されるようになったか,その原因を国民に考えさせないマスコミの姿勢は本当に恐ろしい。 - 業界の一拗ね者 07-06-12 (火) 17:21
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http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/30011.html?_nva=26
先生の剣幕に圧されてしまいますが、小生としてはカニの方が罪が深いと考えております。
ロシアから入ってくるカニを5万トンとして、その6割がタラバということであれば、3万トンのタラバが入ってくる計算になります。ところが、ロシア政府が定めるタラバの漁獲可能量は2,160トンだというのであれば、その差28,000トンはどこから調達されるものなのでしょうか。
このことを指摘している北海道新聞が「安くておいしいカニが食べられた陰で、乱獲が横行してきた」と書いているが、これは乱獲とは言わないでしょう。続けて、密漁や乱獲は放置しておけないと書いてはいるが、資源を強引に囲い込もうとするロシア政府の姿勢は疑問、としています。
資源回復と密漁防止に向け、日ロ両政府が緊密に連携すれば、取締りが強化され、輸入量が減るしかありません。カニが獲れなくなってから後悔しても遅い、なんていうのではなく、密漁で成り立っている経済をなんとか代替することを提言できなければ、カニがいなくならなければそれに依存している人たちもいなくならないという望ましくない将来しか描けないのではないのでしょうか。 - 勝川 07-06-13 (水) 0:07
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県職員さん
この問題は、鶏と卵ですね。
マスコミは一般消費者の心情をうつす鏡のようなものです。業界の一拗ね者さん
ご指摘のように、合法な乱獲と違法な密漁では問題が根本的に違いますね。
日本の消費者は値段や品質には神経質なくせに、
その魚の資源状態とか、合法的に獲られたかについては無頓着です。
一般的な先進国では、持続的な漁業で獲られた魚は高く売れます。
マクドナルドも、ウォールマートも、
持続的な漁業で獲られた魚しか使わないと宣言をしています。
持続的な漁業をサポートしようという消費者の意向を反映してのことです。
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