1週間ほどノルウェーに行き、
漁業とその管理について学んできました。
ノルウェーの漁業制度などは日本からでも勉強はできるけど、
現地に行かないとわからないことも多い。
「どういう経緯でその制度になったのか?」とか、
「実際のところ、どんな感じなのか?」とか、
「漁業者はどうおもっているの?」とか、
そういうところを忌憚なく聞いてきました。
ノルウェーの漁業政策はオープンな議論を重ねて方向を決めていきます。
だから、なぜ現在の政策になったかを皆が理解しています。
もちろん、細かい部分での不満はいろいろありますが、大筋では納得しているし、
細かい部分は今後の議論を通して解決していけると思っている。
漁業者のみならず、加工業者、流通、自然保護団体など多くの人間の意見が、
政策に反映されている。
日本のTACなんて、よくわからない値が密室で決められて、
何でその値になったのか誰も説明できないのとは雲泥の差ですね。
大勢の方に協力していただき、実に有意義な訪問スケジュールでした。
ぎっしり詰め込まれて、一分の隙も無いぐらいです。
フリーは28日(日)だけでしたが、この日は雨と風が強かったので、
次の日のアポに備えて、ホテルで予習&復習をしていました。
23日 午前:日本発
深夜:ベルゲン着
24日 午前:サバ水揚げから冷凍までのプロセスを見学
午後:輸出会社訪問
25日 午前:販売組合を訪問
午後:オスロに移動
26日 午前:オスロでオロオロ
午後:漁業省訪問
27日 終日:ベルゲンに戻る
28日 終日:雨のためホテルで資料整理
29日 午前:販売組合を訪問
午後:漁業庁、海洋研究所を訪問
30日 早朝:日本に出発
31日 昼 :日本に到着
スケトウダラシリーズを、片付けたら、ノルウェー訪問記を書きますね。
ベルゲンの町並みは、とても美しかったです。
なんか、おもちゃの町みたいでした。
ノルウェーのサバ漁船
噂に聞いていたとおり、設備もグッドでしたよ。
ノルウェーでは古くなった船はデンマークなどに売って、常に最新の船を使うようです。
ノルウェーの海洋研究所の調査船は、格好いいですね。
何隻も船があるのだけど、これは一番大きなG.O.SARS号。
生物のモニタリングのために、静穏性が非常に高いそうです。
Hjort号なんていうのもあるようですよ。
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Comments:1
- ユウラ 07-11-01 (木) 11:10
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おぉ!!
ノルウェーっすか!!
現場に行かれたとなればかなり有意義な旅だったかと。報告楽しみにしてますね~~!!
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