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被弾の羅臼漁船2隻 位置記録が4時間半空白 安全水域外操業か-北海道新聞[道内]


被弾の羅臼漁船2隻 位置記録が4時間半空白 安全水域外操業か-北海道新聞[道内].

銃撃のあった1月29日当時の2隻の衛星通信漁船管理システム(VMS)の記録の空白時間が4時間半に及び、これとは別に航跡を示す衛星利用測位システム(GPS)の記録も船内に残されていなかった

2隻のVMSが偶然、同じタイミングで故障し、再び同じタイミングで直り、GPSの記録もなぜか消えてしまったのかな。偶然が重なったのなら、しょうがないよね。

ノルウェーの水産会社で働きたいと思いますが、 どの様にすればいいのでしょうか?


読者からの質問に答える「教えて!勝川先生」のコーナーです。

こんにちは
日本の第一次産業(漁業)が衰退して行くのは、悲しいです
現在商船で働いていますが、漁業の方に転職しようと考えております。
日本の漁業を本当に考えている水産会社はどこでしょうか?
また、ノルウェーの水産会社をテレビで見ましたが感銘を受けました
日本にノルウェーのような水産会社が出来る土壌はあるのでしょうか?
もしなければ、ノルウェーの水産会社で働きたいと思いますが、
どの様にすればいいのでしょうか? 以上質問ばかりで申し訳ありません 
御多忙だとは存じますが、御返事頂ければ幸いです。

日本の漁業を本当に考えている水産会社はどこでしょうか?

水産業界には、漁業の未来を考えている人は、大勢います。明神水産のように、資源管理をやるように働きかけている会社もあります。ただ、声を出しづらい雰囲気がありますね。自分たちの生活を守るために、もっと声を上げて欲しいものです。

日本にノルウェーのような水産会社が出来る土壌はあるのでしょうか?

もちろんあります。漁業者は目先の自分の利益に対しては、実にしたたかです。ノルウェーをはじめとする諸外国を参考に、ルールを守って持続的に獲ったら儲かるような制度を導入すれば、あっという間に適応するでしょう。

ノルウェーの水産会社で働くにはどの様にすればよいでしょうか

まず、無理だと思います。ノルウェーの漁船は、大型船も含めて船主の個人所有がほとんどです。ノルウェーの漁業は世襲であり、息子が、父親の船を継ぎます。ノルウェーでは、漁業は安定的に利益がでています。漁業者の息子は漁業に誇りを持って、船を継ぎます。ノルウェーの漁業者の息子として生まれない限り、ノルウェーで漁業をやるのは難しいでしょう。

供託中の漁業補償金の引出しについて、反対多数で否決|祝島島民の会blog


祝島島民の会blog | 供託中の漁業補償金の引出しについて、反対多数で否決.

70人に10億円ということは、一人、1500万円ですね。高齢の漁業者にとっては、割の良い退職金です。それでも漁場を売らなかったのは、漁師の誇りでしょう。こういう浜もあるのですね。どかんとあぶく銭が入ってくるような状況は、受け取るにせよ、断るにせよ、住民の間に深刻な対立を招きます。この島も、大変な状況にあると思いますが、この決断を応援したいと思います。

このような事例をみて、日本の沿岸を漁師さんたちが守っていると結論づけるのは早計です。残念ながら、これとは逆の事例も無数にあります。組合が補償金を受けとった場合、補償金については、報道されないし、情報公開もされません。漁にも出ずに、補償金つり上げ工作ばかり一生懸命やっているようなところもあるみたいですよ。どことは言いませんが。

漁場を維持するかどうかを、今現在、漁業に従事している人だけで決めて良いのでしょうか。これから水産物が獲れなくなり、地域の雇用が失われる影響は、未来の世代に及ぶわけです。漁業者がクビを縦に振ればどこまでも開発が出来てしまう現状は、おかしいと思います。漁業者が合意形成に加わることは当然ですが、消費者や一般住民を無視して決めて良いのでしょうか。漁業補償金は、誰がいくら得たかぐらいは公開すべきではないでしょうか。

海は誰の者なのか。魚はだれのものなのか。私は、国民の共有財産だと思います。

計量魚探実務研修会プログラム


今日は中央水研で計量魚群探知機の講習です。

三重大の船も計量魚探を摘んでいるので、活用したいのだけど、職人芸的なプロセスがいくつかあって、ノウハウを持っている人間がいないとハードルが高い。ということで、船の中村さんとともに、講習会で勉強をしております。

マイワシが減ってから、小さい魚の群れを探すために、ソナーの高周波化が進んだのか。納得。

ITQシンポの感想


話としてはわかりやすかった反面、知っていることがほとんどで、正直、物足りなかった。持ち時間が一人30分では短すぎて、概略しか話せない。概略の部分は、新しめの英語の教科書には書いてあるのだから、ディテールをしりたかったんだけどな。一人1時間半ぐらいで、みっちり話をしてもらった方が良かったと思う。いくつか、興味深い文献を知ることができたのが収穫。

日本のボトムアップ管理への評価は低かったなぁ。総合討論での識者のコメントはこんな感じ。

「魚価が安いなら、魚価が上がるような方策をとればよい。ITQを導入したら、まず間違いなく魚価が上がる。世界中で同様のことがすでに観察されている」
日本の産地市場の写真をみて「魚がたったそれだけで、人がそんなに大勢いたら、利益は出ないだろう」
「資源管理は、漁獲圧や資源量などの目的を設定して、その目的を達成するためのツールである。日本の沿岸管理には、定量的な目標は設定されているのか」
「どんな管理にもトップダウンとボトムアップの両者のファクターが組み合わさっている。ボトムアップしかない管理は考えられない。ボトムアップ管理というのは、たいていの場合、管理をしないための言い訳なんだよ」

大本営発表は、海外の専門家にはすでに見破られているようです。未だに騙されているのは、日本の一般国民ぐらいだろうね。

ロ側から銃撃「受けたと言えず」 国後沖で操業の乗組員 – 中国新聞


ロ側から銃撃「受けたと言えず」 国後沖で操業の乗組員 – 中国新聞.

第58 孝丸(平藤孝幸船長)の乗組員が「迷惑を掛けてしまうので、銃撃を受けたことは言えなかった」と話していることが31日、関係者への取材で分かった。

漁協は、船の位置を衛星で把握するシステムの記録によると指定区域からの逸脱はなかったとしている。

魚を捕りに行って、命を取られたら、もともこもないので、何とかして欲しいですね。日本政府は、無実な国民の生命が脅かされたのだから、全面的に争うべきです。VMSのデータが、国際的に証拠として認められるものなのかも気になります。この事件も、今後の経緯を見守る必要がありますね。

チャタム島の動画をyoutubeにアップしてみた


サーバの負荷がきついので、チャタム島の動画をyoutubeにアップしてみた。10分縛りさえ無ければ、これがベストなんだが。


前半

デフォルトでは字幕が読みづらいのですが、480pにすると綺麗になります。

後半

チャタム島 その1 ~ITQは地域文化を破壊するのか?


資源管理推進派は、早どり競争を抑制するために、漁獲枠を個別配分すべきであると主張してきた。一方、反対派は「ITQを入れると、大企業が資源を独占し、地域漁村文化が破壊される」と主張している。たとえば、水産庁の有識者会議の出席者は次のように述べている。

須能委員:
私は日本の漁業者の精神構造は、基本的には多神教である。一神教の外国人の価値観とは違っており、地域を守ろうとする団結心をこういうIQ・ITQなんかで精神構造を破壊するようなことは絶対にしてほしくない。譲り合って、助けていくという日本独特の文化として、あるいは漁業文化として、あるいは水産文化として是非維持してほしいと考えます。
http://www.jfa.maff.go.jp/j/suisin/s_yuusiki/pdf/giziroku_05.pdfのP18

本当にITQを導入すると、地域を守ろうとする多神教的な団結心が破壊されてしまうのだろうか。ITQが地域漁村コミュニティーにあたえる影響をこの目で見るべく、特派員はニュージーランドの離島を訪問した。

今回、訪問したチャタム島は、NZ本島のはるか東に浮かぶ孤島です。NZ本土から、40人載りの小型飛行機が週に2便でている。約2時間半のフライトであ る。島の住民は570人。この島の主な産業は漁業と畜産。国から島に出る補助金は全くない。ITQが小規模漁村コミュニティーにダメージを与えるなら、この島が最初に淘汰されただろう。しかし、事態は全く逆なのだ。ITQのおかげで、漁業が利益を生み、島の生活が成り立っているのである。

島に着いたら、まず、先住 民の部族に立ち寄ることになった。マオリよりも前から島に住んでいたモリオリ族が、遠方からの客人を歓迎したいというのだ。会場に着くと、部族の女性が出迎えてくれた。セレモニーは女性を先頭にして、訪問するのがルールとのこと。 戦争ではなく、平和を求めているという意思表示だそうだ。いざセレモニーになると、それぞれのグループのリー ダー(男)が儀式をする。ここでは女性は一歩下がった場所で、発言も許されていない。一通り、儀式的なやりとりが終わった後、鼻と鼻をくっつけて、 挨拶をして、セレモニーは終わり。手作りのケーキや、アワビなどで、ウェルカムパーティーをしてもらった。とてもアットホームでした。子供たちが元気で、とてもかわいかったです。

島には水産加工場が一つあります。ここも実にアットホームでした。音楽を聴きながら、まったりと作業をしています。日本の加工場では、熟練した作業員が一心不乱に作業をしているのですが、全く違う風景ですね。これぐらいのゆるさなら、俺でもつとまるかも。しかし、マッスィーンのごとく働く日本人よりも、NZ人の方が、労働時間が短く、賃金が高いのです。日本のデタラメな水産行政のツケは、すべて末端が背負っているのです。

あいにく、滞在期間中は、時化で漁がなかったのです。時化といっても少し風がある程度。「えっ、この程度で時化なの??」と驚きました。以前は、これぐらいの天気なら漁にでていたそうです。ITQになって、無理に獲る必要がなくなったので、天気が悪い日は休むようになったとのこと。

島 の主要な漁業は、アワビ(paua)、ロブスター(crayfish), Blue cod (アイナメ)、Kina(ウニ)である。アワビの漁業者の93%がITQを支持している。ロブスターの漁業者も数人の例外を除いて、ITQを支持してい る。島の加工場、漁業者組合、漁業者などに聞き取り調査をしたが、異口同音に「QMSが無かったら、漁業は無くなっていたよ」と語ってくれた。

太平洋 の真ん中の離島でも、伝統的なコミュニティーがしっかりと生き残っている。そのコミュニティーを支えているのは、補助金ではなく、漁業だ。コミュニティー は、NZ政府から経済的に独立している。コミュニティー内部では相互援助の精神で、たくましく生活をしている。彼らの生活を支えている漁業を支えているの が水産資源であり、水産資源を支えているのが、資源管理なのだ。チャタム島に関しては、いろいろ、書きたいことだらけですが、とりあえず、動画を見て欲しい。

動画のダウンロードはここから (150MB)

ブラウザーでみるには、「続きを読む」をクリック

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新船にしめる官公庁船の割合


コメントをいただいたので、漁船の竣工数とそれにしめる官公庁船の割合を調べてみました。

ソースは、ここ。http://www.ship-densou.or.jp/tokei/gyosen/2009-shunko.htm

2009年の4月から10月です。

第七わかば丸 大中型まき網漁業
760
水産庁の試験操業許可
やいづ 官公庁船(練習)
559
第二たいよう丸 大中型まき網漁業
415
石巻地域プロジェクト
第八十八石田丸 大中型まき網漁業
300
波崎地域プロジェクト
たじま 官公庁船(試験、調査、指導)
199
第五十七丸中丸 沖合底びき網漁業
160
第五十八音丸 沖合底びき網漁業
140
第五十五吉丸 日本海べにずわいがに(はえなわ漁業)
122
もうかる漁業創設支援事業
光春丸 沖合底びき網漁業
105
鶴丸 官公庁船(調査)
99
長勢丸 沖合底びき網漁業
90
FRP
せきしょう 官公庁船(漁業取締)
61
伊勢 官公庁船(取締)
60
軽合金
大勇丸 まぐろはえなわ漁業
19
FRP
第十八清寿丸 まぐろはえなわ漁業
19
FRP
第二十六司丸 まぐろはえなわ漁業
19
FRP
第一八八号繁栄丸 まぐろはえなわ漁業
19
FRP
栄照丸 まぐろはえなわ漁業
17
FRP
第八浩丸 まぐろはえなわ漁業
17
FRP

FRPを含めて19隻しかないのが驚きだけど、そのうち5隻が官公庁船です。3180トン中978トンは官公庁船ということですね。容積割合にして31%です。また、一番上は海外巻あみ(太平洋の真ん中でカツオなどを獲る)なので、国内操業で考えると40%(=978/2420)が官公庁船となります。

大型船は、ほとんど補助金でしょう。760トンの海巻は、国策として3隻建造したうちの一つと思われます。大中まきとカニはえなわは、漁船構造改革の補助金ですね。沖底はざっと調べても、情報が出てきませんでしたが、自前で新船は難しいと思われます。

「漁船構造改革プロジェクト」というのがあって、魚もいないのに、大型船を税金でせっせとつくっています。魚がいなくて、漁業が成り立たなくて、新船を作れない。ということは、資源管理をして魚の量を元に戻すしかないと思うのだが、国がやっていることは逆ですね。

併せて、過去の記事、漁船造船の国内事情と海外のトレンドもどうぞ。

画像のリンク切れをなおしました


東大のサーバから、引っ越した際にリンク切れになっていたのを直しました。

問題は動画ですね。動画は重たいから、「続きを読む」以降にいれていたのだけど、引っ越しの際に「続きを読む」以降が切れてしまったのでほとんど無くなってしまった。ファイル自体はあるんだけど、なんとかならないものか。俺は本文を書くので手一杯なので、管理人がほしいです。

まあ、ブログのシステムを、movabletypeから、wordpressに変えた割には、この程度の影響で済んだのだから、御の字です。自分のサーバでよかった。

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from 18 Mar. 2009

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