おもしろい調査があったので、紹介します。
事後処理はアレだけど、調査自体はとても意義があると思います。
緑茶・塩干魚介類の表示に関する特別調査の実施結果について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/kansa/090520.html19,689点の塩干魚介類の表示状況の調査を行ったところ、4,692点(23.8%)に表示の欠落等の不適正な表示が確認されました。
不適正な表示及び表示内容に疑義が認められた商品については、当該商品に表示された販売者、製造業者等に対し指導を行うとともに、不適正な表示の原因や事実確認のための調査を行いました。原料原産地の判別の結果、不適正な表示が確認された1業者に対し、指導等を行いました。
不正な表示への対応:指示1件、文書54件、口頭786件
要約すると、「1/4に不正の表示があったから、口頭注意しておいたよー」ということですね。こんな中途半端な処分では、消費者の不信感を増大させるだけでしょう。消費者の食の安全と、適正な表示をしていた76.2%の業者を守るためにも、不正表示業者のリストを公開すべきだろう。
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Comments:4
- 沿岸漁業の一漁師 09-07-28 (火) 20:46
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>こんな中途半端な処分では、消費者の不信感を増大させるだけでしょう。
こまけぇこたぁいいんだよ!!
の業界ですからね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
工業界とは対極的ですw。
- さかなやオヤジ 09-07-29 (水) 10:46
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何かの単純な間違い以外、こう言うのは無いと思っていました。
殆どを占める普通の事業者は、みんな結構神経を使っていますよ。調査した農水が見逃した事例もあるはず、と考えれば、
実際はこんなもんではないでしょうね。
多分、平気でやっているところは殆どの商品で平気なのかも。
「お~、あの商品は見つからずに済んだよ・・・」なんてのもあるでしょう。となると、間違いなく意図的、これは犯罪です。
- 大は小を飲み込む 09-08-03 (月) 23:48
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現在、ベトナムだよん。街はバイクで溢れかえり、大気汚染は半端じゃないレベルですよ。市場には魚介類が気絶寸前の衛生状態で並べてあるよ。おそらく、獲れるだけ獲りまくってるんでしょうな。おそらく途上国ならどこでも、乱獲なんてエコロジーと同じで、国民には何の説得力も持たないんじゃないかな。あたりまえかもしれないけど、漁業問題も南北問題を解決しなければ(おそらく100年は無理でしょう)、どうしようもないでしょう。それに国内の格差問題も深刻化してるみたいだし。エコロジーと資源問題に関しては、途上国を見る限り、望みをもてないね。先進国のマインドチェンジは絶対条件だけど、それは単なるはじめの半歩ぐらいなのでは・・・。ううううん、ベトナムの状況からすると、資源枯渇にまっしぐらという印象ですよ。
- 勝川 09-08-13 (木) 10:20
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>おそらく、獲れるだけ獲りまくってるんでしょうな。
日本は今でもそうです。>おそらく途上国ならどこでも、乱獲なんてエコロジーと同じで、
>国民には何の説得力も持たないんじゃないかな。
終戦直後なら、獲って獲って獲りまくっても仕方がないかもしれない。
しかし、経済大国となった80年代以降は、日本は、漁業を持続性的な産業に
変えていく努力を率先して行う義務があったと考えます。
実際には、新しいルール作りにことごとく反対をして、
無責任漁業の延命を図ってきたのですから、どうしようもないです。
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