- 2007-09-26 (水) 6:44
- 日記
日本人の食生活の変化はすさまじいものがある。
魚離れのところでも書いたんだが、
魚の消費量はそれほど減っていないが、その中身の変化が大きいはずだ。
「中身の変化を無視して、毎年何キロ魚を食べるかだけ見てもなぁ」という感じがする。
では、食の中身の変化をどう表現したらよいのだろうか。
そんなことを考えていたときに、これをみてピンときた。
http://v.mercola.com/blogs/public_blog/What-the-World-Eats-21099.aspx
(java scriptを切った方が見やすい)
ここに様々な国の家庭が1週間に消費する食材の写真がある。
家族の写真もあって、食卓が目に浮かんでくるようだ。
実はこれらの写真はこの本の一部なのだ。 ズバリお薦め。おもろいよ。
写真で見ることの説得力は凄いね。
世界の食卓の多様性に驚かされるし、こういう多様性が文化なんだよな。
食生活をカロリーや重量などの数値で表現することで、
如何に重要な情報が失われているかと言うことだな。
年代別、世代別に、どういう形態の魚をどれだけ消費しているかをまとめたら、
日本人の魚食の変化について、かなりわかると思う。
とても、面白いと思うので、誰か企画をしてください。
水産白書もこういう側面から日本の魚食の変化に切り込んで欲しい。
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Comments:2
- kato 07-09-27 (木) 8:43
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これは目からうろこですね。
視覚化したら本当に分かりやすそう。
「切身が海を泳いでいる」という笑い話が出たのはいつ頃の時代からでしょうか。同じ量を食べていても
昔の魚屋さんのイメージにある「いろいろなさかな」というよりは、
魚食の欧米化?というのか「特定魚種」への偏りは確実に生じていると思います。
なので「特定魚種」の供給が減ると、とたんに「魚ばなれ」したように見えるのでは。
輸入水産物のグラフで山ができている部分はたぶん円が高かった年ですよね。ウナギ・マグロの影響で「魚離れ加速」になるのかな。
- 勝川 07-09-27 (木) 15:21
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これはなかなか面白そうでしょ?
今の世代別でも、購入しているものがかなり違うと思う。
誰かまとめてくれないかな。>ウナギ・マグロの影響で「魚離れ加速」になるのかな。
これがきっかけで、持続的に捕られた魚を
ほどほどに食べるような食文化に改めて欲しいです。お役所は、食べた魚の重量を増やせば、
それでよいと思っているようですが、
文化というのは重さで決まるものではないでしょう。