MSCが増殖漁業を天然魚漁業認証プログラムの対象に

くわしくはここ。

http://www.msc.org/get-certified/fisheries/eligible-fisheries

タイブリなどの完全養殖は守備範囲外。
今回、審査に組み込まれるのは次のような漁業だ。

  • Capture-based Aquaculture:マグロの畜養のように、ホタテのように天然個体を獲って、無給餌で育てる養殖
  • Culture-based fisheries:サケの種苗放流のようなふ化放流
  • Habitat modification :着定場所を造成する養殖

ようやく、北海道のサケとホタテが審査対象になるようですね。

気になる審査基準は、

  • 天然個体との交雑
  • 魚の給餌、世話環境
  • 生息地や野生生態系への影響

だそうです。

認証をゲットして、海外市場での価値を高めて欲しいものです。

カテゴリー: エコラベル, 俺メモ タグ: , パーマリンク

MSCが増殖漁業を天然魚漁業認証プログラムの対象に への0件のフィードバック

  1. kato のコメント:

    オリジナルを読む英語力がないので…(恥)。

    さて3つのうち、後2者は何となく分かるのですが、
    マグロ畜養が対象になるというのは少々解せないのです。
    ラベルを付けて売りたいマーケット側からの圧力という事はないのでしょうか?

    ちなみにブリは完全養殖ではないです。「天然」のモジャコを獲ってきて育てます。
    給餌・育成の程度でライン引きされるのでしょうか。
    あるいは「餌」がMSC認証の対象になるとか。

    • 勝川 のコメント:

      畜養は、天然魚の漁獲に毛が生えたようなものですから、
      形態としては、従来のMSCに、一番なじむと思われます。
      ただ、マグロ資源は持続的に利用されていないので、対象となっても、認証はされないでしょう。
      むしろ、それ以外の2つに守備範囲を広げたのが、業界への配慮だと思います。
      特に、日本のサケとホタテは、うまくいけば、欧米での価値が向上します。

      ブリは種苗債補でしたね。
      持続的にもじゃこをとって、持続的な餌で、環境に配慮して飼育すれば、
      ブリもMSC取得可能かもしれませんね。

      これは「養殖も扱いますよ」というアナウンスであり、
      実際にどのように運用されるかは、未知数です。

  2. kato のコメント:

    畜養(養殖)ですと既存のISO14001あたりで対応する方が
    馴染むような気もするのですがどうなのでしょう?
    既に食品衛生の規格であるISO9001やHACCPを取得している
    事業者は多そうですが。

    ISOは規格ビジネス化していますね。
    MSCもそんな感じに思えてしまうのです。

    ところでISO&養殖で検索していたところ、
    「漁業・養殖業に関する規格を準備中」という記述が出てきたのですが、
    MSCとの関係や現在の状況など何かご存じないでしょうか?
    http://japan.irca.org/inform/issue15/fishing.html
    上記URLは2007年10月の時点になっています。

  3. kato のコメント:

    補足です。
    3/25みなと新聞によると「給餌する蓄養は認めない」とのことのようです。
    http://www.minato-yamaguchi.co.jp/minato/week1/2009/mar/m090325.html#4

    これなら筋は通りますね。

  4. 勝川 のコメント:

    斜め読みだったので、勘違いしていたようです。たしかに、餌をやるのは守備範囲外と書かれております。

    ただ、天然個体群の持続性という「筋」からいうと、天然個体群に依存している畜養はMSCになじむとおもいます。まあ、現状で畜養マグロがMSCの申請にとおる可能性はゼロに近いと思いますが。逆に、天然個体群とは独立しているという建前のサケのふ化放流のほうが、本来のMSCの理念から逸脱しているような気もします。

    何はともあれ、北海道的には一歩前進でしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です