大本営発表

クロマグロ

水産庁の国会答弁を徹底検証(その1)

しばらくブログをお休みしている間にいろんなことがありました。発端は、Wedgeの4月号にクロマグロに関する記事を執筆したことです。これまでブログに書いてきたことをまとめたような記事で、「絶滅危惧種の太平洋クロマグロには、ちゃんと卵を産ませま...
漁業改革

検討会という茶番

先日、水産庁の資源管理あり方検討会が開かれた。この手の検討会が開かれるのは実に6年ぶりである。6年前の検討会は、資源管理反対派を集めて、資源管理をしない言い訳を並べただけだった。今回も、俺以外はこれまでと同じメンバー。水産庁OBが大勢をしめ...
ウナギ

シラスウナギの豊漁報道の異常性

去年は、シラスウナギの不漁が社会的な問題になりました。今年は一転して、楽観的な報道が相次いでいます。「ウナギ稚魚価格、昨年の4分の1 漁獲量が大幅増」(日経新聞 2/4)「シラスウナギ豊漁の気配 うな重お手ごろはまだ先?」(中日新聞1/31...
クロマグロ

クロマグロに関する報道の内外格差の検証:クロマグロは増えていて、安くなるのか?

太平洋クロマグロを管理する国際機関WCPFCのレポートのドラフトが公開されました。例によって、例のごとく、国内外で報道の方向が180度違います。太平洋マグロ、規制継続なら20年で3・6倍に読売新聞(2013年1月10日09時22分) 日本近...
漁業国益論

水産分野の事業仕分けについて、専門家の視点から分析してみる

事業仕分けが盛り上がっているね。国民の見える場所で議論をするのは大事だと思うよ。水産分野もびしびし削られている。実に、めでたい話でございます :-Pたとえば、漁船構造改革が全額返納になった。俺は全面的に支持する。現在、日本の漁船は明らかに過...
漁業国益論

漁業者が減っても、消費者は困らない

漁業関係者の多くは、「水産物の安定供給のために、赤字の漁業者を救済せよ」と主張している。科学的にはじき出された許容量を上回る漁獲を、国が認める不可思議。当然、「乱獲を公認している」との批判があるが、水産庁は「TACをABCに沿って激減させる...
その他

水産庁 グッジョブ

どうやら、来年度のTACは、スケトウダラ以外はABCの範囲に収めたようです。 振り上げた手の落としどころがないです。木島室長、ナイス(笑2年ぐらい前から、ABCとTACの乖離を無くすという話はあったが、どうせ、ABCをあげるんだろうと思って...
その他

読者の皆さん、ありがとうございました

多数の情報提供をいただき、ありがとうございました。情報はこちらで分析/整理したうえで、有効活用させていただきます。「TACがABCを超えているけど、どうなの?」という参加者からの質問に対して、木島室長は以下のように答えたそうです。現在におき...
ニュージーランド

水産庁のNZレポートを徹底検証する その10

NZの資源管理システムとて、完璧ではない。今回はMSY水準を下回った25%の資源の内容をみてみよう。
ニュージーランド

水産庁のNZレポートを徹底検証する その9

NZでは、資源が悪化しているものが多い水産庁は、NZでは資源が悪化しているものが多いと指摘しているが、これは事実に反している。NZの資源評価の結果は下の表のようになる。NZでは、資源がMSY水準よりも上かどうかで、資源状態を判断している。い...