マグロ輸出規制

水産外交を国益の観点から考える

背景となる情報を集めていけば、日本政府の主張は、矛盾に満ちていることがわかる。資源は危機的であり、現在の漁獲を支えることはできない。ワシントン条約を阻止すれば、これからもマグロを食べられるという主張はウソ。また、ICCATの管理下で、不正漁...
マグロ輸出規制

ワシントン条約の勝者は中国とリビアで、敗者は日本と持続的漁業

前回の記事は予想以上の反響で驚いた。書いてみるものだとおもった。「不正漁獲の話しはちゃんと新聞に載っていた」という書き込みをいただいたのだが、俺も新聞は気をつけてみていたけれど、不正漁獲についてまともに書いた記事は見つからなかった。「隠した...
マグロ輸出規制

ワシントン条約の報道において、日本のメディアは国民に何を隠したか

日本メディアは、ドーハ締約国会議をどのように伝えたか今回のクロマグロのワシントン条約に関して、日本の報道は、「欧米の資源囲い込みの陰謀から、日本の食文化を守らなくてはならない。水産庁がんばれ!!」という論調一色であった。とくに、読売の社説は...
マグロ輸出規制

モナコの敗因を分析する

敗因 その1 妥協を拒んだ結果、漁業国の反発を招いた ワシントン条約の付属書Iは商取引全面禁止。付属書IIは書類があれば輸出可能となっている。モナコは、付属書Iでの規制を要求して、妥協を拒みつづけた。そのせいで、「保全は必要だけど、いきなり...
マグロ輸出規制

大西洋クロマグロは本当に減っているのか?

大西洋クロマグロは本当に減っているのか?ワシントン条約でクロマグロを規制しようという動きは、1992年にさかのぼる。また、タイセイヨウクロマグロは、1996年からレッドリストに載っている。それから、すでに10年以上が経過している。乱獲を抑制...
太平洋系群

北海道沿岸漁業者とのミーティング その4

スケトウダラ太平洋系群は資源管理ができる唯一の大規模資源日本のTAC制度で、強制力があるのは、スケトウダラとサンマのみ。サンマは公海資源の出荷規制なので、実質的にまともな漁獲枠があるのはスケトウダラのみと考えて良いだろう。スケトウダラは4系...
日記

北海道沿岸漁業者とのミーティング その3

沖底と沿岸という対立する2つの漁業は、どちらも資源を獲り切るだけの漁獲能力を持っている。ノーガードで打ち合えば、資源はどこまでも減る。1年、2年というスケールではなく、10年、20年というスケールで漁業が生き残るためには、漁獲量の規制は不可...
スケトウダラ

北海道沿岸漁業者とのミーティング その2

過剰な漁獲枠は沿岸漁業のためにならないスケトウダラ日本海北部系群は、90年代から卓越が発生せずに、資源がじりじりと減少していた。そのような状況で1998年に待望の卓越年級群が発生した。1998年級の資源量を大幅に過大推定した結果、過剰な漁獲...
日記

福島・小名浜漁協解散へ…水揚げ額ピークの1割 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

福島・小名浜漁協解散へ…水揚げ額ピークの1割 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).どこもかしこも、縮小ですね。イワシもサバも巻網漁船が獲り尽くしたから、しょうがないのだけど。水産庁から、巻き網組...
スケトウダラ

北海道沿岸漁業者とのミーティング

音響ミーティングの翌日に、道漁連幹部と北海道の組合長3人と会合をした。内容は、スケトウダラ太平洋系群の資源管理に関する事柄。先方からは、沿岸漁業の資源管理の取り組みに関する情報提供があり、こちらからは、資源評価の内容や、今後の管理の方向につ...