漁業改革

マスメディア

ここがヘンだよ クローズアップ現代「マグロが捨てられる!?海の恵みをどう守るか」

事実誤認とミスリードばかりの番組が放映されたので、ツッコミを入れていきます。あらすじはこちら番組では、政府による漁獲枠規制のごり押しを問題視して、解決策として千葉のキンメダイなど漁業者の話し合いによる自主管理の成功事例を紹介したうえで、国は...
ITQ

成長する米国漁業~自由競争を諦めたところがスタート地点

漁業の現状(漁獲量は増えずに生産金額が増える)最近の米国漁業がどうなっているかというと、漁獲量(重量)はほぼ横ばいです。緑の線が貝類で、青の線が魚類です。1990年代よりも、最近の方が水産資源は回復しているのですが、漁獲規制はどんどん強化さ...
クロマグロ

水産庁の国会答弁を徹底検証(その1)

しばらくブログをお休みしている間にいろんなことがありました。発端は、Wedgeの4月号にクロマグロに関する記事を執筆したことです。これまでブログに書いてきたことをまとめたような記事で、「絶滅危惧種の太平洋クロマグロには、ちゃんと卵を産ませま...
日記

持続的な漁業・魚食運動は、どうやら次の段階に突入したっぽい

昨日は、リディラバの安部君の話を聞きに行った。本気で世の中を変えようという人間は面白いし、とても刺激になった。彼の話の中で、特に印象に残ったのは、「パフォーマンスの高い組織のコミュニケーションは、トップダウンからボトムアップに移行する」とい...
漁業改革

検討会という茶番

先日、水産庁の資源管理あり方検討会が開かれた。この手の検討会が開かれるのは実に6年ぶりである。6年前の検討会は、資源管理反対派を集めて、資源管理をしない言い訳を並べただけだった。今回も、俺以外はこれまでと同じメンバー。水産庁OBが大勢をしめ...
スケトウダラ

資源管理ごっこと本物の資源管理の違い

資源管理ごっこ(日本のスケトウダラ漁業の場合)スケトウダラにはいくつかの独立した産卵群(系群)があり、そのうちのひとつが日本海北部系群だ。この系群は北海道の日本海側に分布しており、沿岸漁業の延縄や、沖合底引き網によって利用されている。下の図...
漁業改革

6年ぶりに「資源管理のあり方検討会」が開催されております。でもって、俺が委員です。

前回の記事で紹介した会議は平成20年なので6年も前の話です。「資源管理のあり方検討会」というのが、今年の3月から開かれています。何の風の吹き回しか解らないのですが、水産庁から委員になって欲しいという依頼がありました。「資源管理をやることを前...
漁業国益論

日本は、なぜ乱獲を放置し続けるのか?水産庁の言い分を検証

当ブログでは、漁獲規制の不備によって、日本の漁業が衰退していることを繰り返し指摘してきた。多くの読者から、「なんで水産庁は規制をしないのか?」という疑問の声が上がっている。その疑問に対する水産庁の言い分を紹介しよう。水産庁が資源管理をしない...
世界の漁業

世界銀行レポート FISH TO 2030:世界の漁業は成長し、日本漁業のみが縮小する

世界銀行が、「2030年までの漁業と養殖業の見通し」についてのレポートを公開しました(プレスリリース)。この102ページからなるレポートは、IMPACTというモデルを使って、2030年までの世界の天然魚・養殖魚の生産・消費・貿易を予測したも...
三陸漁業復興

宮城県復興特区における漁民の自治の侵害について

宮城県が復興庁に申請していた「水産業復興特区(水産特区)」について、所管の水産庁は、1)地元漁民のみでは養殖業の再開が困難である2)地元漁民の生業の維持3)他の漁業との協調に支障を及ぼさないという要件を満たすと判断し、昨年4月にゴーサインを...