ということで、情報収集のため、銚子に行ってきました。
休漁なので、市場はお休み。
食べるのは資源状態が良好なサンマです。うまかったです。
みんなも、マグロやウナギは食べずに、サンマを食べよう。
やっぱり、現場に行かないとわからないことは多いですね。
とても勉強になりました。
銚子で実感したことは、
TACで漁獲が止まると思っている漁業者は居ないということです。
去年、TAC超過が判明した後も、ずるずると獲らせてしまった失態が今後も尾を引きそうです。
去年、TACを超過した後に水産庁から北まきに「操業停止願い」がでました。
(その当たりの詳しい事情は、ここを見てください)
その後も「まじり」とかいってサバをとり続けた漁業者がいるのです。
「操業停止願い」は初めてのことだったので、漁業者もびくびくしながら獲っていたらしい。
でも、結局はお咎め無しと言うことで、水産庁に取り締まる気がないことがバレバレです。
去年は通達のあとにサバを捕りひかえた漁業者も、今年は獲るでしょうね。
マサバの回復の芽を今回も摘みそうだな。
さらに、銚子では、サバの増加を当て込んで、冷蔵庫を拡大しているらしい。
まったく何を考えてるんだが・・・
マサバ回復計画とかいって、17億円も北まきにばらまいているが、
漁業者に乱獲するための油代を与えているだけじゃないの?
- Newer: DISK BOOT FAILURE
- Older: 農の戦犯
Comments:0
Trackbacks:0
- Trackback URL for this entry
- http://katukawa.com/wp-trackback.php?p=373
- Listed below are links to weblogs that reference
- 乱獲は現場で起きているんだ!! from 勝川俊雄公式サイト