クロマグロ

クロマグロの国際合意の総括

10月末に、米国で「全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)第87回会合(再開会合)」が開催されて、2015年及び2016年の商業漁業の年間漁獲上限について合意が得られました。日本語プレスリリース英文の採択文書東太平洋全体で、3300㌧。メキシ...
クロマグロ

クロマグロの国際交渉を分析:日本のジャイアン外交が韓国とメキシコを力でねじ伏せた

日本国内では、「日本が率先して厳しい漁獲削減を提案したのに、資源保護に後ろ向きな韓国とメキシコが反対をしている」という内容の報道が目立つのですが、実態は全然違います。日本が自国のみにきわめて都合が良い提案をごり押して、韓国とメキシコが泣き寝...
クロマグロ

クロマグロの幼魚が空前の不漁です

クロマグロの幼魚(ヨコワ)が全然捕れません。親が減っているから、子供が減るのも当たり前なのですが、かなり危機的な状況です。太平洋クロマグロ加入量モニタリング速報(2014年9月末)太平洋南(※1)及び九州西(※2)において設定した曳縄モニタ...
ウナギ

あまり意味の無いウナギの池入れ上限

平成26年9月16日(火曜日)から17日(水曜日)まで、東京都内において、「ウナギの国際的資源保護・管理に係る第7回非公式協議」が開催され、日本、中国、韓国及びチャイニーズ・タイペイの4者間で、ウナギ資源の管理の枠組み設立及び養鰻生産量の制...
クロマグロ

WCPFCで合意をしたクロマグロの規制について

先ほど終了したWCPFC北小委員会に関する情報を整理しました。クロマグロ資源の概要漁獲が無かった時代の4%という危機的な低水準→回復措置を獲る必要がある。科学委員の資源評価レポートの概要その和訳  漁業の概要未成魚・成魚ともに日本が漁獲の大...
クロマグロ

日本が提案しているクロマグロの漁獲規制について解説

クロマグロの漁獲は、次の3つの問題点があることを先の記事で書いた。① 卵を産む前に95%以上の個体をとってしまう② 産卵場で待ち伏せして、卵を産みに来た親を一網打尽③ 非持続的な漁業を規制するルールが存在しない9月1日から4日まで、福岡でク...
クロマグロ

クロマグロは減っていないと主張してきた研究者たち

6年ぐらい前から、日本海の一本釣り漁師たちが「クロマグロの群れが激減している」と危機感を抱いていた。漁業者からのSOSをキャッチした俺は、現場を回って、クロマグロ資源の危機的な状況についての情報を集めて、警鐘を鳴らしてきた。2009年に撮影...
クロマグロ

クロマグロ漁業の3つの問題点

現在、国内外で関心が高まっている太平洋クロマグロの現状について整理してみよう。このエントリで用いる図はすべて、WCPFCのISCレポートからの引用である。日本が主人公太平洋クロマグロは、長距離の回遊をする高度回遊性魚類の代表である。しかし、...
クロマグロ

太平洋クロマグロはどれぐらい減っているのか?

今回は一般向けでは無く、メディアや勉強をしたい人向けに、少しだけ専門的な話を書きます。クロマグロの資源状態について太平洋クロマグロの資源状態については、1年半前のブログに書いたとおり。日本では3.6倍に増えるとか大本営発表をしていたが、実際...
漁業改革

検討会という茶番

先日、水産庁の資源管理あり方検討会が開かれた。この手の検討会が開かれるのは実に6年ぶりである。6年前の検討会は、資源管理反対派を集めて、資源管理をしない言い訳を並べただけだった。今回も、俺以外はこれまでと同じメンバー。水産庁OBが大勢をしめ...