色々なところから、コンタクトがあり、いっぱいいっぱい。漁業の問題点を明らかにした上で、正面から取り組む人間がいないから、みんなが俺のところにくるのだろう。うれしい悲鳴ですが、ブログを書くゆとりがまるでない。ノルウェーの浮魚販売組合のインタビューは最高だし、ノルウェーの最低価格制度もいろいろな問題があることがわかったので、その辺も書きたい。あと、ペルー*1が先月から、アンチョビーのITQを始めたんだけど、そのことも書きたい。それから、アイスランドでITQの見直しの議論が盛り上がっているみたいなので、それも書きたい。国内では、日本海のクロマグロがあついので、それも書かねばならないし、サバも新しい枠が設定されてどうなるか、目が離せない。と、いった感じで、ネタはあるけど、時間がないというのは、何とももどかしいです。
P.S. この文章を読んで、少し心配になった編集の皆様へ
原稿は、今、新幹線の中で、鋭意、執筆中ですので、もう少し待ってください 😛
*1 チリと書いていましたが、ペルーの間違いでした。
いつも拝読して勉強させていただいております。
今日グーグルが「未来のためのQ&A」という政治家に質問をぶつけてユーチューブで答えてもらうというサイトを日本でも立ち上げました。農林水産業に関する質問ページもあり、農業(というかコメ問題)については有意義な質問がたくさん載っております。
けれども漁業については今のところゼロでした…
日本の漁業の未来のためにも、政治家に適切な質問をしていただけないものかと思い、ご多忙とは存じますがコメントに寄らせていただきました。
http://moderator.appspot.com/?hl=ja#16/e=9df89
にQ&Aのページがございます。
これからもよろしくお願いいたします。暑い季節になっておりますのでお体ご自愛のうえますますのご活躍をお願い申し上げます。
高校教員さん
今の段階で、私から政治家に意見を聞くつもりはありません。
一般人および政治家に対して、選択肢を示すのが、我々専門家の役割です。
日本の水産の専門家は、情報も出していなければ、選択肢も示していない。
まず、我々から、しっかりとしたボールを投げた上で、
どういう玉を投げ返すかを見ないと行けない。
しっかりとしたビジョンが示せていない現状で、政治家にどうするつもりだ、
と質問をしても、実のあるやりとりはできないと思います。
次の選挙では、漁業が争点の一つになると思いますので、しばしお待ちを。