| 海洋シンポジウム 「海洋環境の保全 -海洋生物とその環境の保護・保全の政策化をめざして」 海洋は、気候の調整をはじめとして、移動、食糧確保、エネルギー資源、レジャーなど、わたしたちの生活にさまざまな形で寄与しています。しかし、人間活動によって海洋環境は悪化し、乱獲による資源の減少、海洋汚染など、海洋生物の生存は深刻な危機に直面しており、早急な対策が必要です。特に、水産資源が重要な食料の柱である日本にとって、海洋環境の悪化、資源の減少による影響は将来の世代に負の遺産をもたらす恐れがあります。 その課題を解決するため、国際的には、①国連環境開発会議(リオサミット)のアジェンダ21 では“海洋保護区を設けること”に言及し、②生物多様性条約では“「保護地域」の設定を柱とする生物多様性の保全制度の整備”が示され、③国連海洋法条約では“海洋環境の保護及び保全”について示され、④持続可能な開発に関する世界サミット(WSSD)の「実施計画」で“海洋保護区の設定”が示され、⑤第5回世界国立公園会議(世界保護区会議)で“生態的に意義のある海洋保護区を公海上に少なくとも5つ指定すべきである”との勧告が示されました。以上のように「海洋保護(区)」に関して、さまざまな場面で論じられ、また実行されつつあります。 国内を見てみると、「海洋保護(区)」に関連する現行法として、自然公園法に基づく「自然公園」、「海中公園地区」、自然環境保全法に基づく「海中特別区域」、水産資源保護法に基づく「保護水面」などがあります。しかし、その目的が“景観の保護”に重点が置かれていることや、指定されてもその保護や管理が徹底されないなど、その課題は少なくないものと考えます。また、「海洋基本法」が制定され、それをきっかけにして、海洋の保護、保全について本格的な取組みが求められ、「生物多様性基本法」制定により“生物の多様性の保全及び持続可能な利用に関する施策を総合的かつ計画的に推進”することが求められており、「海洋保護(区)」に関する政策化とその取組みの促進が必要だと考えます。 上記のような経緯や課題をふまえ、“海洋環境を保全し、海洋生物を保護することを目的にした具体的な政策化”をめざし、本シンポジウムを開催したいと思います。 ●開催日時:2009年3月28日(土) 13:30~16:30 ●開催場所:弘済会館・きく (案内図) (住所:東京都千代田区麹町 5-1 TEL:03-5276-0333) ↑間違えて海洋大の住所が入っていましたが、こちらが正しいです。 ●参 加 費:1,000円 ●主 催:海の生き物を守る会(HP) 海洋環境政策ネットワーク ●後 援:日立環境財団(HP) セブンーイレブン緑の基金(HP) ●内 容: 第一部 基調報告 1.日本の水産行政の問題点と方向性(海洋保護区の可能性を含めて) :勝川 俊雄さん(三重大学大学院生物資源学研究科 准教授) 第二部 問題提起・話題提供として
1.日本における海洋保護区(自然公園法を事例として) :環境省(予定) 2.海洋保護区の設置と制度的課題 :清野 聡子さん(東京大学大学院総合文化研究科 助教) 3.持続的利用のための海洋保護区はどうあるべきか :向井 宏さん(海の生き物を守る会/京都大学フィールド科学教育研究センター 特任教授)
:海洋環境政策ネットワーク (*他、調整中) 第三部 ディスカッション パネリスト:基調報告者・話題提供者 コーディネーター:伊沢 あらたさん(アミタ株式会社/水産学博士) ●連絡・申込先:海洋ネット事務局 TEL:03-5226-8843/FAX:03-5226-8845 Mail: kobayashi@c-poli.org |
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メタ情報
熱血ウェッブ・サイトのリニューアル、おめでとうございます。最近、金融本や農業本に取り組んでいます。ズブの素人の直観として、漁業と農業は、似てるところ(多額の補助金の支給、化石燃料に対する依存の高さなど)と異なるところ(漁業の過剰投資、農業の投資不足)がありそうで、これまたおもしろそうです。金融に関しては、説明されれば困った事態であることはなんとなくわかるのですが、漁業や農業、さらにエネルギー資源などは、食うものが不足するのは、まじで困るような~と思いながら、本を読んでます(机上の理解)。東海地区で勝川先生の講演会があるときは、ぜひ拝聴したいと思います。さらなるご活躍をお祈り申し上げます!!
確かに、似ているところと、違うところはありますね。
根本的に違うのは、漁業は普通にやれば、世界一になれることでしょうか。
日本の農業は土地の制約があり、国際競争力に限界があります。
日本のEEZの水産資源は世界有数だし、水産市場は世界一ですから、
その間をつなぐ産業さえちゃんとすれば、儲かって仕方がないはず。
本当にもったいない話です。