「個別の漁獲枠で漁業復興を」 朝日新聞 11月30日(日)

朝日新聞朝刊特設面の環境企画「環境ルネサンス」に掲載されました。

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写真が少し怖いですね。デジカメで撮ったんだけど、日差しが強いなかで、頑張って目を開けています。
みなと新聞の写真もちょっとイケてない。
メディア用に、写真を準備するか。

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「個別の漁獲枠で漁業復興を」 朝日新聞 11月30日(日) への3件のフィードバック

  1. 辰巳 のコメント:

    一言。

    メディアに出て、それを張り付けて喜んでいるのはちょっと…良い印象を受けません。

    小松さん、勝川先生は机上。
    それに反対する先生方は現場。

    一学生から見るとこんな印象を受けます。

    現状認識の違いは、活動しているフィールドの違いでは?
    勝川先生のおっしゃることは理解できるですが、漁村文化などといった視点を欠いているのではないでしょうか?
    現状、現場、漁村で暮らす人々の生活を無視した、机上の政策論争のように思います。

    互いを非難し否定しあっているなんて、ばかみたいです。学生でももう少しまともに話し合えるのではないですか?

    今後は現状認識を確認していくというお話があったようなので、そういうところから協力して水産業のためになる政策が生み出されることを期待しております。

    ご迷惑なら削除してください

  2. 匿名甘えヒト のコメント:

    『氏は私の嫌いなタイプです』
    始めての書き込みがこんな感じだったかな。

    辰巳さん。
    私は、『机上の空論』を現場に応用すべく努力をしている現場の人間です。

    今回の二回の勉強会を拝聴させていただきましたが、氏の主張は王道ですょ。
    また、牧野さんの解析手法は、問題の糸口が分かりやすく、傾聴に値するモノでしし、加瀬先生の主張にも頷けるモノが多々ありました。

    小松氏らの発言は、私的には少々微妙でしたが、岩崎氏の言が現状認識であると、辰巳さんが思われるのでしたら、明らかに間違っています。

    漁業者の生活は、もちろん、大事です。彼らは職人です。一朝一夕には得られない貴重な人材です。
    しかし、資源がないことには、どうしようもないのです。

    「資源は減っていない」「単価を確保することも理解できるが、資源があるのならば、ドンドン獲っても良いとの考え方もある」との総合討論での岩崎氏の発言には、正直、驚かされました・・・戯言ですな。。。

    私は、沿岸の仕事をしています。
    漁業を行うには、資源量調査は欠かせません。漁業者自らも資源量調査に参加し、資源量を調べ、それに基づいて漁獲計画を立てています。
    方法自体、稚拙な部分もあったり、問題点も認められます。
    それを、現状の理論の中で、それぞれの浜に適した方法を選択し、より精度の良い調査へと導くのが我々現場研究者の仕事です。
    調査中、あるいは、雑談の中で、漁業者の不平不満は聴かれます・・・『もっと獲れるべ』『いるところにはいるんだ、オレは知っているんだ』と・・・
    でも、それでも、資源量調査結果を遵守する努力をしているのです。
    IQですか・・・そんなの、前浜資源では、フツウに行われてます。
    漁期中、一隻二人乗りだと、3トン、とか、といった感じで。
    しかも、小さな漁場をいくつかに分け、それぞれ毎に数量を決めるような浜もあります。

    上述の内容は、実は、勝川氏の主張そのものなのです。

    タマネギが豊作で、白菜が豊作で、出荷をすると赤字になるために、農家の方が泣く泣くつぶしている映像がニュースで流されるじゃないですか。
    岩崎氏はそのような現状をスルーしているのです。
    それは、漁業にも言えることです。
    なにも、消費者に高く買ってくれなんてコトは言っていません。
    確かに、浜値が上がると、漁師も喜びますが・・・一時的に・・・でも、それが長く続くと、消費者離れを恐れ始めます。
    適正な価格で消費者の手元に届けられるだけで良いのです。

    勝川氏の言動は、本当の現場に入っていないから出来ることなのかもしれません。
    でも、もし、そうでも、それで良いのです。
    氏の主張は正しいし、でも、それを直接現場に導入できないという実態もあるのも事実です。
    だからこそ、我々、現場研究者がいるのです。

    私は漁師さんが大好きですし、田舎が国土を守っているとも思っています。彼らの生活を失わせるような環境は国そのものが失われると言っても過言ではない、と、私は思います。
    だからこそ、資源管理をしっかりして、漁家経営を安定させ、漁師に元気よく働いてもらえるような環境作りが必要なのです。
    そんな状況になって、はじめて、良質な水産物が適正価格で消費者に届けられるのです。

    辰巳さんは、まだ学生なのですか?
    では、これからのヒトですね。
    漁業現場を自分の目で確かめる機会を、実際に漁師さんと接する機会を、たくさん持つことをお勧めします。
    そうすれば、本当に必要なものは何なのかが分かってくると思います。

    氏へ。
    最後までいないんだもんなぁ・・・まぁ、理由を聞けばしょうがないんだけどさ・・・残念だったさ。
    岩崎氏はほっといて、、、牧野さんの話は分かるには分かるけど、やはり、速効薬にはなり得ない・・・漢方みたいかな、、、必要だけど、徐徐に効く。。。
    IQやITQは、ちょっと棚に上げておいても、やはり、氏の言われるように、現状認識を持たないと、かなりヤバイね。
    沿岸の漁協や漁師は、その点、危機感も持ちやすいし、話もできるけど、沖合の大きな汽船漁業のヒトたちって、本音ではどうなんだろう・・・

    あっ・・・辰巳さんの、「否定しあってバカみたい」的な発言は賛成。
    前向きな方向性で行きたいですね。

  3. 勝川 のコメント:

    妻が子供をおいて長期海外出張中だったから、
    東京まで出て行くのは大変だったのですよ。
    最初は、話をするのを断っていたんだけど、
    どうしてもといわれて、引き受けたのです。
    水産学会にはいろいろとお世話になっていますからね。

    尻切れトンボになってしまったことは、申し訳ないです。
    勉強会のプログラムは、4時終了だったし、
    俺が4時までしか、いられないことは事前にわかっていたのに、
    岩崎さんは、時間超過し放題だから、しょうがないですね。

    沖合もかなり危機感はありますよ。
    彼らも家業ですから、自分の代で終わりになるのはいやでしょう。

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