- 2009-09-06 (日) 5:24
- 日記
ブロック会議は平和でした。拍子抜け。数年前とはえらい違いだね。管理課も無茶を言ってこなくなったし、俺が言いたいことは松石さんが言ってくれたりするので、「その直線回帰は、どう見ても有意じゃないだろう」といった、細かいツッコミ以外することがない。暴れ足りないので、中央ブロックの会議でも傍聴しようかな(笑
楽な会議になったものです。北海道ブロックに関しては、ABCは、ちゃんと計算をしているので、ご安心あれ。
北海道ブロックの会議が円滑な理由を考えてみた。
1)事前検討会でしっかり詰めている
2)計量魚探調査で、資源のトレンドはつかんでいる
3)漁業者説明会を頻繁に行い、情報を流している
といったぐあいに、以前よりも、研究者間の連携、漁業者と研究者の連携がとれてきたのが大きい。
ただ、最大の理由は、議論が分かれる資源が無かったことだろう。北海道の資源は次の3つに分類できる。それぞれの資源が何処に分類されるかについて、漁業者と研究者の間で、意見が一致していた。
1)超低水準資源
2)ぼちぼちの水準で横ばいの資源
3)よくわからない資源
1)は漁獲を何処まで抑えられるかという問題だし、2)は現状維持でよいし、3)はもっとがんばってデータを集めましょうとしか言えないからね。
スケソ日本海系群は、06年が卓越で漁獲枠を半減しなくて良い状況なのも大きいかな。期中改訂とか、馬鹿なことをしないで、しっかりと次世代に結びつけることが肝心。最低2つは大きな年級群が出るまで、06年級を残す方向で、我慢をして欲しい。ホッケが好調だから、沖底が卓越を獲り控えているようなので、2年後にどれぐらい残っているのか楽しみです。期待してますよ 😛
なんだかんだ言って、北海道の漁業者は、本州より意識が高いと思う。
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