ITQシンポの感想

話としてはわかりやすかった反面、知っていることがほとんどで、正直、物足りなかった。持ち時間が一人30分では短すぎて、概略しか話せない。概略の部分は、新しめの英語の教科書には書いてあるのだから、ディテールをしりたかったんだけどな。一人1時間半ぐらいで、みっちり話をしてもらった方が良かったと思う。いくつか、興味深い文献を知ることができたのが収穫。

日本のボトムアップ管理への評価は低かったなぁ。総合討論での識者のコメントはこんな感じ。

「魚価が安いなら、魚価が上がるような方策をとればよい。ITQを導入したら、まず間違いなく魚価が上がる。世界中で同様のことがすでに観察されている」
日本の産地市場の写真をみて「魚がたったそれだけで、人がそんなに大勢いたら、利益は出ないだろう」
「資源管理は、漁獲圧や資源量などの目的を設定して、その目的を達成するためのツールである。日本の沿岸管理には、定量的な目標は設定されているのか」
「どんな管理にもトップダウンとボトムアップの両者のファクターが組み合わさっている。ボトムアップしかない管理は考えられない。ボトムアップ管理というのは、たいていの場合、管理をしないための言い訳なんだよ」

大本営発表は、海外の専門家にはすでに見破られているようです。未だに騙されているのは、日本の一般国民ぐらいだろうね。

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ITQシンポの感想 への3件のフィードバック

  1. うおいちば のコメント:

    勉強不足ですいません。ボトムアップ管理とトップダウン管理とは?

  2. うおいちば のコメント:

    うおいちばです。
    すいません。先のコメント、良く考えると分かりました。しかし、海外から見ると日本の管理は、ゆるゆるなんですね。

  3. 勝川 のコメント:

    ゆるゆるというよりも、管理をしていないといった方が適切でしょう。

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