- 2008-01-01 (火) 13:29
- お知らせ
あけましておめでとうございます
去年は研究者としての転機となる重要な1年でした。
今年はズバリ勝負の年になると思われます。
私の目的は漁業を良い産業にすることです。
そのための要点は2つ。
①漁業者が漁業収益で安定した生活をおくること(補助金ではダメ)
②水産物を安定供給して、国民の食生活を支えること
そこで働く人間と社会全体を幸福にするような漁業であって欲しい。
残念ながら、日本漁業はここから遠ざかる一方です。
乱獲を放置しておけば、魚は捕れなくなって当たり前です。
破綻した産業に補助金をばらまいて、その場しのぎのごまかしを繰り返す。
水産政策を根本的に変えない限り、漁業は荒廃し続けるでしょう。
漁業を良い産業にする戦いは始まったばかりですが、
悔いがないよう全力で勝ちにいきます。
今後とも御ひいきの程よろしくお願いします。
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Comments:2
- 業界紙速報 08-01-09 (水) 17:42
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今年も、昨日のみなとからです。(本当に「昨日の業界紙から」とした方がいいかも。9
一面に規制改革第2次答申を閣議決定、の記事があり、13面に「実行せよ 構造改革 規制改革推進第2次答申」という連載コラム(答申の内容そのままですが、イラストがオリジナルで分かり易いもの)の最初の項が載りました。
閣議決定については、年末28日のことでもあり一般紙で採用される性質でもない記事であることから、結構インパクトある内容となっています。1次答申は水産業に触れていなかったが、2次答申は①資源管理②参入規制の緩和③漁業金融の緩和④漁協経営の透明化・健全化-などで、それぞれ問題意識・具体的施策を挙げており、具体的施策については各省庁が最大限に尊重して今年中に取り組む、としている。③は「緩和」ではなく「円滑化」のはずですが、連載コラムが、ほぼ答申そのままなので誤解はないものと思います。ただ、みなと新聞購読者に連載の最後まで付き合ってもらえるかが問題かなと思います。
みなとは、1日と7日の紙面で、「高木農林公庫総裁に聞く 上・下」を掲載する等、構造改革を積極的に報道し、その他の業界紙とは一線を画しています。それに続く第2次答申の報道は、みなとの方針を明確にしており、つい笑みがこぼれてしまいました。氏のコラムを載せるんだから、当たり前ですか。
なお、野次馬的なものをひとつ。日本のテレビでもやっていた5日の築地初市で最高値を付けた生鮮マグロ(大間産)は、解体後香港へ空輸出荷された。初セリ最高値のマグロが海外出荷されるのは史上初。消息筋によると関係者は「初セリ前日から最高値を付けると断言していた」としており、初市当日は香港系テレビクルーが初セリの模様を撮影していた、と。(これは昨日のみなと、水経は本日付で報せています。)
- 勝川 08-01-12 (土) 2:22
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みなと新聞はよみました。
結構大々的に取り上げてますね。
ただ、答申そのままよりは、もう少しかみ砕いた方が、
一般読者には良いかもしれませんね>5日の築地初市で最高値を付けた生鮮マグロ(大間産)は、
>解体後香港へ空輸出荷された。おもしろいですね。
景気が良い話が、実は香港のテレビ局のやらせだったと・・・
テレビのやらせにまで国際化の波が(笑