第二弾はついに建物の中に入ります。
ノルウェーではインターネットを利用したオークション(セリ)を行い、
船上で契約をすませます。
その後、落札者が指定した港に漁獲を水揚げします。
港と工場は一体になっており、
水揚げされた魚を、すぐに処理することができます。
水揚げされた魚を処理する建物はプラントと呼ばれているのですが、
まさに、その通りでした。
工業製品をつくるように魚が整然と処理されていきます。
全てのプロセスにおいて、品質の劣化を抑えるような工夫がされています。
待ち時間がある場合は、冷蔵海水をつかって、鮮度の劣化を防ぎます。
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このプラントも安定した漁獲が担保されないと成り立たないわけですよね。このようなプラントを補助金でつくってもらって,魚をとりつくしたあげく,魚がいなくなったと嘆く日本漁業は本当に問題ですね。
今の日本漁業に必要なのは、設備投資ではなく、資源管理です。
ご指摘の通り、資源管理をしない限り、
漁業への全ての投資は不良債権化するでしょう。
深刻な問題は、漁船の補助金ですね。
現状では、乱獲の道具を税金で準備しているようなものです。
あと、加工は冷遇されているという印象があるのですが、
工場を建てるほど補助金は流れているのでしょうか。
よろしければ、教えてください。
沿岸漁業構造改善対策事業では,漁業者や漁協などが流通加工に関する施設整備をする際に補助金が出ている模様です。
情報をありがとうございます。
いろんな形で補助金があるのですね。