- 2006-08-09 (水) 2:52
- ラーメン
八蔵の跡地は飲み屋になっていたのが、またラーメン屋に戻っていた。
つけ麺がメインで、店構えも八蔵に近い。
どうやら八蔵の店員(ガチャピン似)が独立して、八蔵の移転前の場所で開店したようだ。
基本的なスタイルは八蔵を踏襲している。
麺などの仕入れも同じだとおもう。
麺は、八蔵時代からガチャピンが任されていただけにばっちり。
こしのあるレンコン麺は、堅さ、湯切り共に、良い。
ただ、ガチャピンがいなくて、おじさんが作ってくれたときは、
湯切りが甘く、麺が柔らかすぎた。
辛さを前面にだしたスープには、八蔵の繊細さはない。
むしろ、はやし屋のような、パワーで勝負するタイプのスープだが、
それならば、麺の量が少し足りない気がする。
チャーシューは、質・量ともにダメ。
八蔵のように適当な太さに切ってスープに入れてくれた方が嬉しい。
八蔵をありがちな味にしたような印象で、清元ならではの売りが見えてこない。
八蔵のような繊細さもないし、
はやし屋のようなボリュームがあるわけでもない。
八蔵 -( 繊細さ) - (チャーシュー)にもかかわらず、
値段は同じ700円では割高感がある。
この値段なら、チャーシューをまともにするか、
味卵を半分ぐらいはつけて欲しいところだ。
八蔵が比較対象になってしまうから、厳しい評価になるが、
この近所のつけ麺としては頭一つ抜けていることは確かであり、
今後も通うことは確定的だ。
これから、清元としてどんなスタイルを発展させていくのか、
末永く見届けようと思う。
- Newer: 意思決定における研究者の仕事
- Older: ABCを議論する際のルール