鹿児島に寄港しました

東シナ海でトロール実習を行ってきました。
ひたすら暑かったです。
ずーっと、こんな天気でした。
20080805_028.jpg

漁獲のほとんどがヒラツメガニです。
20080805_020.jpg

ひたすらカニを選別します。勢水丸は現代の蟹工船だねっ!!
20080807_021.jpg

「えーっと、これは何の魚かな?」 「よくわからないから、海に捨てちゃおうか」
20080805_033.jpg

一仕事おわったあとは、これ。
カニVSヱビスビール
20080806_064.jpg

鹿児島に到着。
おや、どっかで見た船がいるよ? 世間は狭いですな。
20080808_028.jpg

1週間ぶりににネットにつながりました。
おそるおそるメールをチェックしたら、特に急ぎの用事もなかったので、一安心。

これから気合いを入れて原稿書きです。
AFCの原稿を急いで仕上げねば。あとみなと新聞の原稿も書かなきゃ。
それから、北海道の評価票の原案にも目を通さねば。
なんか、夏休みの宿題に追われる小学生のような感じですよ。とほほ・・・

カテゴリー: その他 パーマリンク

鹿児島に寄港しました への3件のフィードバック

  1. beachmollusc のコメント:

    ウミガメの問題を調べていましたが、日本の砂浜海岸で産卵上陸したアカウミガメの多くが東シナ海で索餌するということが標識追跡でわかっているそうです。そこで、東シナ海で盛んなトロール漁業での混獲とそれによる事故死がどのくらいあるのか気になりました。

    そもそもそれに関してデータがあるかどうかというのも気になりますが、混獲事故防止の取り組みに水産庁はポーズだけのように見えます。

    漁業者に余分な負担をかけないようにする「親心」ではないかと思いますが、日本の水産業を見る国際的な眼からすると、大きなマイナスでしょう。なにしろ、専門書で「日本がウミガメ類の保全において世界最悪国」という烙印を押されています。

  2. 勝川 のコメント:

    海ガメの混獲は、政治的にやばいネタですね。
    サケの流し網モラトリアムの苦い思い出があるので、ガードが堅いです。
    おそらく、混獲情報は外に出さないでしょう。
    でも、このご時世に、情報を隠し続けるのはとても難しい。
    どこからか、情報が漏れて、叩かれるというのがおきまりのパターンです。
    ちゃんと対策をとったうえで、それを世界にアピールしていく方が、
    長い目で見て安全だということに、いつになったら気づくのでしょうか。

    中層トロールだと、カメは入りそうですが、
    東シナ海は底引きなので、そんなにカメはかからないと思います。
    入るとしたら、網を下げるときと上げるときぐらいでしょうか。
    やばいのは、やはり延縄でしょう。

    オーストラリアの資源管理機関が資源管理のゲームを作っています。
    そのなかで、マグロ延縄によるカメの混獲も取り上げられています。
    是非、やってみてください。なかなか良くできていますよ。
    http://www.afma.gov.au/TLF_version/index.html

  3. beachmollusc のコメント:

    教えてもらったゲームをやって、ほめられてきました。しかし、ボーナスゲームはつまらなかった。子供の教育用ですね。

    延縄の混獲が注目されていますが、もっと大きな影響をおよぼす可能性がある漁業は沿岸部の刺網と定置網かなと思っています。しかし、肝心な情報が伏せられたままでは対策も何もあったものではありません。

    アカウミガメの場合は東太平洋で未成熟の個体が日本に戻る前に混獲されている問題が浮上していて、その対策の動きがあるようです。

    10年余り前に、メキシコからGPS追跡されたカメが1年かけて太平洋を横断し、日本沿岸に到着した途端に「漁獲」されたらしい軌跡を残しています。

    環境省は国立公園の中の砂浜に上陸するカメさんだけを「保護」対象にしているし、いまだにカメ漁業を続けている所もあるし、日本の水産が世界の孤児のまんまでいるのは情けないと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です