三重県尾鷲市古江町の古江漁協は20日、約3億6000万円に上る県信用漁協連合会からの負債が返済できないとして、自己破産の手続きを開始し、来年1月末までに漁協を解散することを決めた。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20081220-OYT1T00605.htm?from=navr
明日は我が身のところも多そうだ。
例年は12月は忘年会需要で、高級鮮魚を中心に値段も流通量も増えるのだが、
今年は、消費が冷え込んでて、忘年会もキャンセルが相次いでいる。
今まで、それなりの店で忘年会をしてきた大企業も、安売りがウリのチェーン店に流れていて、
国産高級鮮魚の動きが極めて悪く、年を越せない業者も出てくるだろう。
水産庁OBによれば、日本漁業はまあまあ良い状態で、改革の必要は無いそうだし、
水産庁が選んだ日本を代表する有識者の方々は税金をつかって1年間、話し合った結果、
「混乱を避けるために、国は何もしない方が良い」という結論みたい。
彼らには、こういう末端の漁業関係者の困難は、どうでも良いんだろうか?
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