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ラーメン

つじ田 二代目 特製つけ麺

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今日はシンポジウムの講演で、四谷に来ている。久々に四谷なので、こうやでワンタン麺でも食べようかとおもったが、せっかく東京なので、東京でしか食べられないつけ麺を食べることにする。

四谷・麹町方面でつけ麺のうまそうな店をリサーチすると、つじ田 二代目という店が見つかった。青葉フォロアーの中でも頭一つ飛び出した存在だとかいう話だ。東京以外の読者のために説明すると、青葉というのはダブルスープ、つけ麺というジャンルを開いた中野の名店。青葉の影響を受けたラーメン屋がタケノコのようにできた。青葉の支店も含めると、無数に青葉系のラーメン屋は存在する。

ただ、青葉の味自体は、今となっては、結構ありがち。また、スタイルとして完成されているので、差別化が難しい。その青葉系で評判になるというのは、かなりの力量だろうと言うことで、ある程度の行列は覚悟で、行ってみたのですよ。

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待ちは3人。先に食券を買うタイプの店だ。注文を把握した上で、客が交代するタイミングを見計らって、あらかじめゆでておくのだろう。席が少ない人気店に多い方法だ。一期一会と言うことで、奮発して特製二代目つけ麺をたのむ。頼んでから、品書きを見ると、特製はバラ肉チャーシューが追加で付くようだ。

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しばらくすると店内に呼ばれる。カウンター8席のみ。どうやら4つ単位でオペレーションをしているようだ。席に着いてじきに、つけ麺がゆであがった。
じっくり煮込んだスープは、魚の香りと豚骨のとろみがうまく調和をしている。香りが高く、雑味がない、まろやかなスープ。特筆すべきは麺だ。ここまで、プリプリという表現が似合う麺はそう無いだろう。歯ごたえばかりでなく、味の方もよい。ただ、スープのからみはいまいちだと思ったが、麺の太さと歯ごたえを考えれば、善戦している方だと思う。スープもすでに味が濃いめなので、これ以上スープを強くすると今度は出汁の香りが薄まりそう。いろんなバランスを考えた上で、この配合になっているんだろうな。麺を食べるときに、レンゲでスープを少量ずつ口に含むようにして食べた。

カウンターの下に、つけ麺の食べ方が解説されていた。

  1. 最初は、そのまま食べる
  2. 1/3食べたら、かぼすを麺にかける
  3. 残り1/3になったら、黒七味を麺に振る

解説の通りにしてみたけど、酸味と辛みを楽しみつつ、さわやかに食べきることができた。スープの豚骨が少し強めなので、最後までプレーンな状態だと少ししつこく感じるかもしれない。このマニュアルは、最後の1本までつけ麺を美味しく食べてもらおうという店側の心遣いだろう。

特製のバラ肉チャーシューは、ブロック状に切られていて、なかなかうまい。脂まで甘く感じるような、良い豚肉を使っている。しかし、普通のチャーシューも入っていて、そちらも量・味ともに十分なので、特製肉を少しもてあましてしまった。よほどの肉好き以外は、普通の二代目で満足だろう。次にくる機会があったら、普通の二代目つけ麺を頼もう。

実にうまかった。
三重に行ってから、つけ麺を食べていなかったので、久々にうまいつけ麺を食べた。
これもシンポのおかげです。犬も歩けば棒に当たるとはこのことだね。
おっと、そろそろ、講演会場に行かなくては・・・

くろいわ & 我流風

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鹿児島といえばラーメンと言うことで、しっかりたべてきました。
まずは、老舗のくろいわから。

くろいわ

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ここではラーメン(700円)をいただきました。
とにかく、スープが良い。
鶏ガラ+豚骨で、風味はあるがあっさりとした仕上がり。
だしの味がしっかりしていながら、雑味が無い。これは名人の技です。
細麺にスープが良く絡むし、トッピングも良かった。
完成された味に大満足。実に美味しいラーメンでした。
スープを最後まで飲まずにはいられない。
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我流風(がるふ)
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トロ肉ラーメン(880円)をいただきました。
トロ肉は、香りは良いし、味も悪くはないんだけど、風来居のトロ肉の方が頭一つ美味しい。
スープは今風の醤油豚骨で、Wスープと思われる。印象としては「田ぶし」に近い。
面は太め。小麦粉の味がしっかり出ている。完成度は高い。
最近のトレンドをフォローした上で、隙がない仕上がり。

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鹿児島のラーメンは、実にレベルが高い。
伝統の味のくろいわも、モダンな仕上がりの我流風も良い仕事をしています。
どちらも大満足でした。もう一杯食べたいです。

アジア麺&峰

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最近、初対面の人から「ブログを読んでます!」と言われることが多くなった。
俺は相手ことを全く知らないのに、向こうは俺のラーメンの好みまで把握しているのだ。
ブログ経由で、個人情報が駄々漏れだ。インターネット恐るべし。

アジア麺
海洋研から、新宿にすすみ、新宿5丁目の駅よりやや手前にある。
美味しそうなスパイスの香りにつられて、トムヤン麺を注文してみた。
スープは普通のトムヤンクン。スパイシーだけど、余り辛くないので拍子抜け。
個人的には、もっと辛い方が良い。
冷麺風の麺がシコシコとして美味しい。
全体的にチープな感じだが、それはそれで屋台風でよい。
営業時間が夜のみなので、余り行く機会は無いのだが、
他のメニューも食べてみたいと思った。
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環七沿い。高円寺のそばにある。
東と山本が「峰は凄いから、絶対に食べに行ってください」と絶賛していた店。
今日はいろいろと忙しくて、昼抜きだったのが、ガツンと食べに行った。
つーか、これはやばいです。
どんぶりの中央の茶色のオブジェは全て角煮!
ちなみにどんぶりは普通の店の大盛りぐらいあると思う。
初めて二郎を食べたとき以来の衝撃だ。
先に肉を食べていたら麺がのびそうなので、
肉は後回しで、最初に麺を平らげる作戦でなんとか完食。

麺は豚骨ラーメンの麺が柔らかくなったような感じ。
スープは豚系だが、骨は余りつかっていないようで、あっさりとして臭みがない。
スープのスタイルは、第一旭と近い。
このラーメンは、肉好きにはたまらないだろう。
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不如帰

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新規開拓と言うことで、蛤の出汁が特徴のラーメンを食べてきたよ。

幡ヶ谷の商店街の付近にあるのだが、
とても目立たない店で、最近まで存在を知らなかった。
夕方6時に開店で、待ちが二人。後から人がきて、席が埋まるが外に行列は無し。
場所や時間を考えると、かなりの人気と言えるだろう。

味玉、ノリ増量を頼む。

スープが独特。蛤の出汁が良く出ている。
隠し味とかいうレベルじゃなくて、蛤が前面に出ている。
ここまでしっかりと味と香りを出すためには、かなりの蛤が必要だろう。
値段はちょっと高目でも納得できる。というか、採算が心配だ。
無化調系のあっさりスープは、蛤の出汁がきいてかなり旨い。

総合的なレベルは高いのだが、蛤スープ以外に特徴が無い。
全体的に食材のグレードを下げた地雷源(蛤風味)という印象。
意外性や感動は無かったが、堅実な作りで、かなりのハイレベルにまとまっている。
ローテーションには入らないが、今後も気が向いたら食べに行くだろう。

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桂家

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久々に「これは書かねば!」というラーメン屋に遭遇した。
どのくらい旨いかというと、
食べた翌日に再び食べに行ってしまうぐらい旨い。
ジャンルは家系。
海洋研近辺は、家系不毛地帯と呼ばれるぐらい、旨い家系が無かったのだ。
そこに、いきなりハイレベルな店が登場して、ビックリですよ。

家系と言えば、脂少なめ、麺堅めが俺的デフォルトなのだけど、
食券を出しても何も聞かれなかった。
これに関しては、食べて納得。
スープと麺のバランスが良いので、客が好みでいじる余地が無いからだ。
ま、それだけ店主も自分の味に自信があるということだろう。

ラーメン600円、1.5玉の中盛りが700円、2玉の大盛りが800円。
ラーメン(並)ノリ大盛りの700円コースを選んでみた。

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まず、スープが良い。
脂は、一般的な家系よりも少なめ。
豚骨の味はしっかりと出ているが、臭みがない。
ミルキーかつシルキーで、パワーがありつつも、雑味が無く上品な仕上がり。
しっかりとした味であるが、しつこさを感じさせないバランスの良さ。
このスープは、かなり丁寧に作られているに違いない。

そして、麺はちょっと堅めで、コシがある。
小麦粉の風味を感じる良質な麺だ。
何より、スープに合う。

チャーシューも旨い。
柔らかいロース肉に、ほのかに焦げの香り。

唯一残念なのは、ほうれん草。
それほど良いほうれん草ではないし、冷た過ぎる。
多少なりとも暖めておいてくれれば、最高の一杯だったのに、少し残念。

場所は、方南町から、環七を高円寺方面に少し進んだ左側にある。
営業時間は18:00-4:00です。
ぽっぽっ屋亡きあと、こってり系が手薄になっていたところに、
ぽっぽっ屋の穴を埋めてあまりあるラーメン屋の登場で、かなり嬉しい。

はな火屋

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ちゃぶ屋からのれん分けした兄貴たちの店。
お勧めはネギチャーシュー(醤油)。
深みのある醤油スープ。
香りが豊かなこがしネギ。
良質な肉を使ったチャーシューと刻みネギのハーモニー。
新宿で一押しの醤油ラーメンなのだ。

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このチャーシューは、全てのラーメン屋の中で一番好きかも。
脂が少なくて、あっさりしてて、それでいて柔らかくて、ジューシー。IMG00133.jpg

今日も美味しいのだが、いつもよりも感動が少なかった。
ここの麺はソフトな食感なのだけど、今日のはちょっと緩すぎるように感じた。
スープがいつもよりも少し薄いように思う。
とはいえ、ハイレベルな味であることに間違いない。
やっぱり、この店ははずせないと再確認をした。

店にいる人の半分以上は、辛味噌つけそばを食べていたので、今度たべてみよう。

赤坂屋

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水がまじい。その時点で、がっくり。
だめっぽいので、オプションはなし。
醤油ラーメン(600)を頼む。

背脂が控えめに浮いているマイルドな醤油味。
出汁、味の素、醤油、油のバランスが良い。
素材のポテンシャルの低さをバランスの良さで補っている感じ。
麺はこしが足りないし、スープの絡みもいまいち。

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悪くはない。でも、それだけ。
ラーメンに興味がない人にとっては、それなりに美味しいラーメンだと思う。
しかし、ラーメン道を追求する人間にとっては、目新しさも感動がない。
食べて損をしたとは思わないが、もうこの店に行くことはないだろう。

一福 味噌ぴりか

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今日は遠出をする時間も気力もないので、近場の一福へ。
1時過ぎだけど、空いていた。
味噌ラーメンは寒いと食べたくなるけど、暑いと敬遠されるのかな。

味噌ぴりか(770円)を頼む。
一福ビギナーのために、味噌ぴりかの醍醐味を説明しよう。
味噌ぴりかは、チャーシューの上に辛い豆板醤みたいなのがのっている。
スープの味を見ながら、ちょうど良いところまで、
辛いのを溶かしていくのが楽しいのだ。
まあ、食べているうちに、必然的に辛くなっていくのだけど。
最初は、プレーンな味噌味を楽しみつつ、最後はぴりっとすっきりしめる。
この変化を楽しむのが、醍醐味と言える。

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「来た、来た。これだよ、これ」とおもいつつ。
一口スープを飲んでビックリ。マジで、辛い。
辛いやつを溶かす前の段階で、中本の蒙古湯麺レベルの辛さだ。
辛い奴はチャーシューの上に大量に鎮座しているというのに・・・
これを全部溶かしたら、北極レベルじゃないかな。
いや、北極なんて食べたこと無いんだけど。

極力、辛いのを崩さないように食べる。
麺を食べると、のどが刺激されて、むせかえるぐらい辛い。
そのたびに、中本の店内がフラッシュバック。
俺が知っている一福の味噌ぴりかはこんな味じゃない(涙
そういえば、前までは「辛さが足りなかったら言ってくださいね」と
味噌ぴりかの客には必ず一声かけていたのが、今日は無かったな。
より辛い味に変えたのだろう。
残念なことに、クルトン風の立方体のなにかが無くなっている。
あれはコリコリして、美味しかったのに、、、
あのクルトンは、ぴりかにも入っていたような気がするんだが。
その代わり、大して美味しくないメンマが増量されているのはいただけない。
チャーシューはでかいのが2つ入っていてラッキー。
脂を丁寧に取り除いたあっさりチャーシュー。
脂が無くて、厚切りなのに、パサつかないのは流石。
スープの出来ををチェックしようにも、辛すぎて味がわからん。

俺は辛いのも好きだし、守備範囲内の辛さではあったが、ちょっと悲しい。
俺が一福に期待するのは、刺激ではなく、。
優しい味のスープにアクセントとして、ぴりっときて欲しいのです。
隣の客が囲炉裏麺を食べてて、ちょっとうらやましかったよ。
次はただの味噌か囲炉裏にしようと誓ったのでした。

風来居

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新宿に用事があったので、ひさびさに風来居に行ってみた。

山頭火系の塩豚骨ラーメンがうり。
東京にある山頭火よりも、頭二つぐらい美味しいと思う。
スープは、塩、醤油、味噌の3種類。なかでも塩がお勧め。
ただ、塩はスープ切れが早いので、昼過ぎには無くなることも多い。
あぶらしたたるトロ肉がここの名物の一つなのだが、俺は好きじゃない。
トロ肉は2きれまではうまいけど、それ以上はしつこく感じる。

今日も案の定、塩は切れてた。
醤油もみそもそれなりにうまいのだが、夏季限定のつけそばを頼む。
「限定メニューにうまいものなし」の格言もあるので、ドキドキしながら待つ。

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一口たべて、ビックリ。このスープは八蔵?
辛さと酸味の絶妙なバランス。そして、口のなかに広がる鰹節の風味。
辛さ、酸味、魚のそれぞれがしっかりしつつも調和している。
上品でありながら、はっきり、くっきりした味。
角切りチャーシューがスープに入っていて、これまた八蔵風でグッド。
清元みたいに皿の上に載せる形式だと、具で出汁の温度が下がる。
つけ麺はただでさえ冷めやすいから、具をスープの中で暖めておいた方が良いんだよね。
太い縮れ麺は、スープによく絡んだけど、やっぱり少し物足りない。
夏季限定メニューだから、つけ麺で勝負している店と差がついてしまうのは仕方がないだろう。

限定メニューでここまでバランスがとれているとは思わなかった。
やっぱり、この店は味に対するセンスがいいね。
最近は「はな火屋」の頻度が高いのだけど、やっぱり風来居はローテーションから外れないことを実感。
今度は早い時間に行って、塩をたべたいところだ。

この店は、お客が帰るときの挨拶が「行ってらっしゃいませ」なんだよな。
「行ってらっしゃいませ」を、久々に聞いた。
懐かしかったので、「行ってきます」と返しておいた。
今度、風来居に行くときは、「ただいま~」と言いながら店に入ってみよう。

清元

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八蔵の跡地は飲み屋になっていたのが、またラーメン屋に戻っていた。
つけ麺がメインで、店構えも八蔵に近い。
どうやら八蔵の店員(ガチャピン似)が独立して、八蔵の移転前の場所で開店したようだ。
基本的なスタイルは八蔵を踏襲している。
麺などの仕入れも同じだとおもう。

清元

麺は、八蔵時代からガチャピンが任されていただけにばっちり。
こしのあるレンコン麺は、堅さ、湯切り共に、良い。
ただ、ガチャピンがいなくて、おじさんが作ってくれたときは、
湯切りが甘く、麺が柔らかすぎた。
辛さを前面にだしたスープには、八蔵の繊細さはない。
むしろ、はやし屋のような、パワーで勝負するタイプのスープだが、
それならば、麺の量が少し足りない気がする。
チャーシューは、質・量ともにダメ。
八蔵のように適当な太さに切ってスープに入れてくれた方が嬉しい。

八蔵をありがちな味にしたような印象で、清元ならではの売りが見えてこない。
八蔵のような繊細さもないし、
はやし屋のようなボリュームがあるわけでもない。
八蔵 -( 繊細さ) - (チャーシュー)にもかかわらず、
値段は同じ700円では割高感がある。
この値段なら、チャーシューをまともにするか、
味卵を半分ぐらいはつけて欲しいところだ。

八蔵が比較対象になってしまうから、厳しい評価になるが、
この近所のつけ麺としては頭一つ抜けていることは確かであり、
今後も通うことは確定的だ。
これから、清元としてどんなスタイルを発展させていくのか、
末永く見届けようと思う。

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